日本全国、自費リハビリ施設・事業者がたくさんあります。

自費リハビリの利用を検討されている方にとっては、『どの施設を利用すればいいんだろう?』と悩まれるのではないでしょうか。

今回は、自費リハビリ施設を選ぶときに役立つチェックポイントをお伝えします。

あなたに合った自費リハ施設・事業者を選定するときに役立ててください。

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自費リハ施設の選びかたチェックポイント【検索編】

最初に、本記事のまとめです。

インターネット検索でのチェックポイントは下記の3つです。

  • ホームページに事業者情報が記載されているか?
  • 専門施設か?
  • 所属しているセラピストは優秀か?

以下、詳しく解説します。

自費リハ施設を利用するときは比較検討を

自費リハビリを利用するときは、施設・事業者を比較検討するようにしてください。

自費リハビリは一般的には費用が高額です。

勢いで契約してしまうのではなく、何社かピックアップして、見学したり、体験リハビリを受けてみてください。

本記事では、インターネット検索をして、自費リハビリ施設を複数ピックアップするときのチェックポイントをお伝えします。

ホームページに事業者情報が記載されているか?

ホームページに、事業者情報が明記されているか確認します。

具体的には以下の項目をチェックしてください

  • 代表者氏名
  • 事業所住所
  • 電話番号

なにかトラブルがあったとき、運営元に逃げられたりしたら困りますので、運営元がどこなのか明記されている事業者を選定してください。

事業者の身元を確認しておくことで

  • 料金を先に支払ったのに、その後事業者と連絡がとれなくなってしまった
  • リハ中に転倒して怪我をしたのに、その後事業者と連絡がとれなくなってしまった

…というリスクを避けることができます。

また、Googleのストリートビューなどを用いて、記載されている事務所・事業所が実在するか確認することをお勧めします。

ホームページに事業者情報が記載されていない場合は、選択肢から外しましょう。

なぜ事業者情報の確認が必要か?
自費リハビリの運営元は企業、病院、個人事業主に分かれます。一部上場企業が運営元であることもあれば、副業として自費リハビリをしているセラピストが個人事業主として運営していることもあります。また、近年ではコロナ禍における中小企業支援策として国や自治体が給付している支援金を元手に、リハビリ業界とは全く関係のない中小企業の参入も増えてきています。つまり自費リハビリは玉石混淆であり、信頼できる業者を見極めることが最初に必要です。サービスを受ける以上、何らかのトラブルが生じる可能性はゼロではありません。そのときしっかり対応してくれる業者を選定しましょう。

専門施設か?

自費リハビリ施設が『専門施設』であるかどうかはとても大事なポイントです。

リハビリの対象疾患は以下の通りです。

  • 脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
  • 脊髄損傷
  • パーキンソン病
  • 脊髄小脳変性症
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 多発神経炎
  • 筋ジストロフィー
  • 骨折
  • 関節リウマチ
  • 変形性関節症
  • 脊椎疾患
  • スポーツ障害
  • 腰痛
  • 脳性麻痺
  • 二分脊椎 など

これらはあくまでも一例で、リハビリの対象はとても広いです。

私たちセラピストは、これら全てに対応するわけですが、現実的に、全てのリハビリについて深く理解するのは難しいです。

例えば、脳卒中に関連する最新情報は、2020年で12,267本、2021年で12,926本、2022年で12,396本報告されています(PubMedによる検索結果)。

脳卒中の情報だけキャッチアップしようとしても、毎年これだけの量の情報に目を通さなければいけません。

ちなみにパーキンソン病に関連する2020年の論文数は4,874本、2021年の論文数は4,861本、2022年の論文数は4,809本です。

腰痛に関連する2020年の論文数は1,590本、2021年は1,574本、2022年は1,510本です。

リハビリの対象疾患は多岐にわたりますが、それぞれに精通しようとすると、膨大な量の論文を読まなければならず、現実的には難しいのです。

また、セラピストが1日8時間リハビリをするとして、脳卒中・パーキンソン病・運動器疾患に対応するセラピストは、単純計算でそれぞれ2時間40分ずつリハビリします。

脳卒中リハビリにかけられる時間は1日あたり2時間40分です。

一方、脳卒中専門のセラピストは、1日8時間、脳卒中リハビリのみを行います。

つまり、経験年数10年、と謳っていても、『実は脳卒中リハビリ経験は3年くらいしかない』ということが起こります。

専門のセラピストと非専門のセラピストはこのようにひとつの分野における専門性の深さが違います。

医師も内科、神経外科、整形外科、小児科、などに分かれていますよね。

これは各分野に深い知識、スキルが求められるためです。

レストランも、色々なメニューがあるファミリーレストランのハンバーグより、ハンバーグ専門店のハンバーグの方が美味しいですよね。

ハンバーグ専門店のスタッフさんは、ハンバーグだけを深く学び、極めようとしています。

リハビリも同じです。

したがって、非専門施設よりも専門施設を選んだ方が、質の高いリハビリを受けられる可能性は高くなります。

反対に、『色々な疾患や症状に対応している』というのは『どの分野にも精通していない』可能性があるので注意が必要です。

大手だから質が高いとは言えない
どの施設を利用するか決めるとき『大手だから』『一部上場企業だから』はよくある理由です。大手の方が安心感があるのはわかるのですが、あなたのリハビリをするのはセラピストです。大手企業に雇われた新卒セラピストに担当してもらうより、個人事業主の10年セラピストに担当してもらう方がよくなりそうですよね。なので、『大手だから』と決めるのではなく、『私のリハビリを担当してくれるのはどんなセラピストか?どんなリハビリを受けられるのか?』を大事にしましょう。

広告に騙されない
『検索したら一番上に来たから』もよくある理由です。検索したときに上位に表示されるWebサイトは、たしかに信頼性の高い企業、個人のホームページであることが多いです。ただ、注意しないといけないのは基本的に一番上あるのは広告だということです。

※スポンサー、と記載されています。
広告を使えば、お金を払えば誰でも自分のホームページやランディングページを上位表示させることができるため、信頼性が低い企業・個人のページが上位表示されることがあります。ご自身が見ているWebサイトが広告なのかそうでないのか判断しましょう。

所属しているセラピストのレベルは?

どれほど自費リハ施設の看板が大きくても、あなたのリハビリをするのは結局セラピストです。

どのようなセラピストが所属しているのか確認しましょう。

  • 臨床経験年数は?
  • 理学療法士/作業療法士/言語聴覚士の資格を持っているか?
  • 認定資格(認定理学療法士・認定作業療法士・認定言語聴覚士)や専門資格(専門理学療法士・専門作業療法士・専門言語聴覚士)は持っているか?
  • 臨床経験だけでなく学術経験はあるか?

まとめ

本記事のまとめです。

インターネット検索でのチェックポイントは下記の3つです。

  • ホームページに事業者情報が記載されているか?
  • 専門施設か?
  • 所属しているセラピストは優秀か?

ご希望に合った自費リハビリ事業者を見つけられることを祈っております。