リハビリには数多くの種類があります。BRAINのリハビリでは、世界で有効性が報告されているリハビリを中心に、およそ800のリハビリパターンから、あなたに合ったリハビリの方法を選択します。

たくさんの選択肢の中からあなたに合ったリハビリを選ぶべき理由

“リハビリ” は一括りにされることが多いですが、リハビリの方法はいくつもあります。

例えば、腕・手のリハビリであれば課題指向型訓練、CI療法、電気刺激療法、振動刺激、ミラーセラピー、運動イメージ療法、運動観察療法などです。

脚・歩行のリハビリであればトレッドミルトレーニング、体幹トレーニング、Sit-to-Standトレーニング、課題指向型訓練(脚・歩行)、サーキットトレーニング、電気刺激療法、運動イメージ療法、運動観察療法、ミラーセラピー、ボバース・コンセプトなどです。

海外ではそれぞれのリハビリ効果を調べる研究が進んでおり、”脳卒中患者さんの運動の改善を目指す場合、リハビリAは有効だがリハビリBは有効とはいえない” “リハビリAよりもリハビリCの方が有効である” といったデータも出ています。

リハビリを進める中でどのように工夫するか、という視点ももちろん大事なのですが、そもそもスタート時点でリハビリ方法の選択を間違ってしまうと、それ以降どれだけ頑張っても壁に当たってしまいます。

つまり、リハビリプログラムが決まった時点で患者さんが良くなるか良くならないのか、そしてどれくらい良くなるかがある程度決まってしまうということです。

そのため、リハビリスタート時点で、患者さんの目標や状態に合わせて正しい適切なリハビリを選ぶことがとても大事です。

そして、セラピストが複数のリハビリを扱えないと、患者さんに適したリハビリを提供することができません。

だから、患者さんのためにいくつものリハビリが必要なのです。

未経験のリハビリを行うことでさらによくなる可能性がある

「ここまでリハビリを頑張ってきた。でもこれ以上は良くならないかもしれない。」

そう思っている方、ちょっと待ってください。

あなたが今まで経験したことのないリハビリをすることで、さらに良くなる可能性があります。

リハビリにはいろいろな方法があることをお伝えしましたが、その中には病期や重症度によって有効性が異なるものがあります。

言い換えれば、発症からの経過が長い患者さんに対して有効とされているリハビリや、運動麻痺が軽度の患者さんに対して有効とされているリハビリがあるということです。

例えば、CI療法は、腕や手に軽度の運動麻痺を持つ患者さんに対して大きな効果を期待できるリハビリです。

また、運動イメージ療法は、リーチ動作や物品をつかむ動作をよくする上では発症からの経過が長い患者さんに対して効果を期待できるリハビリです。

反対に、急性期や回復期では有効とされているリハビリでも、慢性期になると有効とは言えなくなるリハビリもあります。

このように病期別、あるいはお身体の状態別にリハビリの効果が異なりますので、その時々にあったリハビリを選択する必要があります。

これまでリハビリを頑張ってこられて、状態がよくなってきているのであれば、よくなった状態に合わせた新しいリハビリが必要、ということです。

そして、BRAINのリハビリではあなたが経験されたことのない新しいリハビリを提供することができます。

BRAINのリハビリではおよそ800のリハビリパターンを用意

複数のリハビリの選択肢を用意することは簡単ではなく、多くのセラピストが用意できない

実は、複数のリハビリの選択肢を用意することは簡単なことではありません。

それぞれのリハビリ方法について膨大な量の研究論文を読み、臨床経験を重ね、リハビリの効果とやり方を理解していなければ患者さんに提供することができません。

しかし、それを行うためには海外の論文を読むスキル、読む時間の確保、有料の論文を購入する費用などが必要になります。

多くのセラピストが通常業務に忙殺され、自分自身の生活もある中で費用を捻出して論文を収集するというのは容易なことではありません。

そのため、多くのセラピストは自分が「得意な」あるいは「やりたい」リハビリに絞り、それを極めようとします。

ひとつのリハビリを「極める」ことも大事だと思います。

ただ、ひとつのリハビリを極めたところでそれはセラピストの自己満足でしかなく、患者さんのためにはなりません。

全ての症状や困りごとを解決できる万能なリハビリは存在しないからです。

お身体の状態や症状、お困りごとに合わせて、有効なリハビリを選ぶ必要があります。

リハビリはセラピストのためにあるのではなく、患者さんのためにあるものです。

BRAINのリハビリでは複数の選択肢を提示

私たちは、およそ3年かけてリハビリの情報を収集し、収集したデータをもとに、独自のリハビリアルゴリズムを作成しました。

これにより、世界的に有効性が報告されている各種リハビリを中心に、およそ800パターンのリハビリの中から患者さんひとりひとりの目標や状態に合わせて “どのリハビリが適切か” を総合的に判断し、リハビリプログラムを提案することが可能になりました。

今までやったことのないリハビリがあれば、そのリハビリを行うことであなたの役に立てるかもしれません。

もしあなたがリハビリを諦めかけているのであれば、ぜひ私たちに一度ご連絡ください。