次の手順で手のリハビリを行います。
- STEP1『目標の確認』
“どのように手を動かしたいのか?” というイメージを共有 - STEP2『アセスメント』
“現状はどれくらい動かせるのか” “手が動かせない原因は何か?” を把握 - STEP3『リハビリ』
手を動かせない原因に合わせた “エビデンスのあるリハビリ” を実施
どのように手を動かせるようになりたいですか?
手のリハビリでは目標設定がとても大事です。
『手をグーパーできるようになりたい』という方もいれば、『お箸を持てるようになりたい』『スマホを操作できるようになりたい』という方もいて、ひとりひとりの改善イメージが全く異なります。
このような多様なニーズがある中で、同じリハビリをしていてもお一人おひとりのニーズに応えることはできません。
目標を明確にすることによって、セラピストがあなたの想いを理解し、目標達成に向けた最短のリハビリプログラムを立案することができるようになります。
あなたの手が動かせない理由は?
脳梗塞や脳出血を発症することで神経がダメージを受け、手を動かせなくなります。
しかし、近年ではそれ以外にも手が動かせなくなる(もしくは動かしにくくなる)原因があることがわかってきています。
- 脳と脊髄をつなぐ神経のダメージ
- 脳と脊髄をつなぐ神経の機能の低下
- 手の動かし方がわからない
- 手を触られた・動かされた感覚がわからない
- 手の硬さによって動きが妨げられる
- リハビリ中は良い動きができるのに持続させられない
- 働かなくていい筋肉まで一緒に働いてしまう
- 動きがパターン化されており新しい動きができない
あなたの手が動かない原因はどれでしょうか?
BRAINのセラピストは、原因を分析した上であなたに合ったリハビリを提供します。
エビデンスのある運動麻痺のリハビリ
手の運動麻痺に対するリハビリを紹介します。
いずれも世界的に有効性が実証されている、“エビデンスのあるリハビリ方法” です。
CI療法
リハビリ中だけでなく、日常生活でも麻痺した手しか使わないようにするリハビリです。
運動麻痺が軽度な方に向いています。
課題指向型訓練
ブロックを動かしたり、コップを持つなど日常生活の中で使う動きを練習するリハビリです。
運動麻痺が中等度〜軽度な方に向いています。
電気刺激療法
麻痺手の筋肉や神経に電気を流しながら手を動かすリハビリです。
運動麻痺が軽度な方から重度な方まで幅広く対応できます。
ミラーセラピー
鏡を使って、麻痺手があたかも動いているように見える錯覚を利用するリハビリです。
運動麻痺が軽度な方から重度な方まで幅広く対応できます。
運動イメージ療法
静かなお部屋など、集中できる環境で、手を動かしているイメージトレーニングをするリハビリです。
CI療法や課題指向型訓練、電気刺激などに追加して行うことで効果を発揮します。
これら “手の5大リハビリ” は世界的に有効性が実証されており、5大リハビリを受けることによって、手の動きが改善する可能性が高くなります。
また、BRAIN世田谷店舗では経頭蓋磁気刺激装置(Transcranial Magnetic Stimulation:以下、TMS)を導入しております。
TMSは世界的に有効性が実証されており、リハビリに併用していただくことによってより高い効果を望めます。
原因に合わせてエビデンスのあるリハビリを提供
手の動きをよくするためには、手が動かない(あるいは動かしづらい)原因に合わせて “エビデンスのあるリハビリ” をすることが大事です。
BRAINのセラピストが手が動かない原因を分析できる理由
BRAINは全員が臨床経験年数10年以上、脳卒中認定理学療法士を保有しているプロフェッショナル・セラピスト集団であり、あなたの手が動かない原因を分析することが可能です。
BRAINのセラピストが原因に合わせたエビデンスのあるリハビリを提供できる理由
BRAINのEBP東京自費リハビリはご自宅へお伺いする出張型のリハビリサービスですが、下記の物品をセラピストが持ち歩いています。
CI療法 & 課題指向型訓練用の物品
ブロックや洗濯バサミ、滑り止め、ボールなど、病院のリハビリ室に置いてあるような物品を持ち歩いています。
電気刺激装置 “エスパージ”
ご自宅で電気刺激療法を行うことができます。
ミラーボックス(ご自宅で作成します)
ミラーセラピーを行うための道具です。
ご要望があれば100円均一の商品を使ってセラピストが作成します(製作費500円程度)。
タブレット
iPadなどのタブレットを持ち歩き、運動イメージ療法を行いやすくします。
このような物品をセラピストが持ち歩いているため、ご自宅でもエビデンスのある効果的なリハビリをお受けいただくことができます。