
針谷 遼(はりがい りょう)
理学療法士、認定理学療法士(脳卒中)
ご挨拶
BRAINのホームページにお越しいただきまして、ありがとうございます!針谷と申します。
BRAINでは、病院を退院された後、十分なリハビリを受けられずに困っていらっしゃる方々の役に立つべく、大手保険外リハビリ施設で勤務した経験や海外のインストラクターから教わった知識・技術を踏まえ、世界最先端の研究を取り入れた保険外のリハビリサービスを提供しています。
私は理学療法士を取得した後、リハビリテーション天草病院、東京リハビリテーションサービスで勤務し、その後豊田通商グループが運営するAViC THE PHYSIO STUDIOという保険外リハビリ施設で責任者を務め、およそ10年間、脳卒中などのご病気によりお身体や生活で悩みを抱えていらっしゃる方々の力になれるよう尽くしてまいりました。
脳卒中は大変怖い病気です。一度発症してしまうと多くの方に後遺症が残り、これまでのような生活を送ることが難しくなってしまいます。病気のせいでやりたかったこと、やらなければならなかったことを諦めてしまうのはとても悔しいことだと思います。
一般的に、脳卒中は発症から6ヶ月経つとそれ以上は改善しない、「プラトーに達する」と良く言われます。ですがそれは間違いで、世界的には、発症から6ヶ月以上経過した脳卒中患者さんが身体機能や生活が改善したという研究報告は星の数ほどあります。
ただ、改善のためには週3〜5回の集中的なリハビリが行われる必要があります。日本では、発症6ヶ月以降のリハビリは基本的に医療保険を使った外来リハビリか、介護保険を使った訪問リハビリになります。いずれも国によって利用制限が課されており、週2〜3回程度のリハビリが限界です。このため、「本当はよくなるはずなのに、よくなるチャンスが与えられていない」方が多くいらっしゃいます。
そのため、近年では保険外(自費)リハビリサービスが増えてきました。患者様のリハビリのチャンスが増えたことは望ましいことではありますが、リハビリのことをよく知らない他業界からの参入も多く、有効ではない方法でリハビリが行われているケースもあります。
これらの問題を解決し、困っている患者様に本当に効果のあるリハビリを提供するべく、BRAINを立ち上げました。
みなさまのお役に立てるよう、精一杯努めてまいりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
取得資格
2011年 理学療法士免許を取得
2015年 認定理学療法士(脳卒中)取得
職歴
2011年 医療法人敬愛会リハビリテーション天草病院 回復期リハ・外来リハを担当
2014年 ニューロリハビリテーション研究会BRAINを設立・運営
2017年 株式会社東京リハビリテーションサービス 介護保険下で訪問リハビリを担当
2018年 株式会社豊通オールライフ 保険外リハビリ施設 AViC THE PHYSIO STUDIO 2店舗で店長を務める
2021年 BRAIN設立・運営 保険外(自費)リハビリ【EBP東京自費リハビリ】、教育事業【脳卒中EBPプログラム】運営
学術経験
2015年 日本神経理学療法学会学術集会 演題発表
2015年 ボバース基礎講習会修了
2016年 The Asian Confederation for Physical Therapy 2016【アジア理学療法学会】にて演題発表
2017年 研究論文「Mirror Visual Feedbackを得る際の対象側手の条件の違いが運動学習に与える影響」執筆
<針谷 遼, 川崎 翼, 矢野 秀典, Mirror Visual Feedbackを得る際の対象側手の条件の違いが運動学習に与える影響, 理学療法科学, 2019, 34 巻, 1 号, p. 97-101>
2017年 ボバース上級講習会修了