英語論文の読みかた、PubMedを使った文献検索のしかた、批判的吟味のしかたについて学習するプログラムです。6ヶ月の集中的なプログラムで、英語論文を読めない人でも、
PubMedで英語の文献検索、批判的吟味をできるようになります。
PubMedで英語の文献検索、批判的吟味をできるようになります。
point
ベーシックコースの
3つのポイント

英語論文を
読めるようになる
医療やリハビリの最新情報は、多くが英語論文として発表されます。つまり、英語論文を読めれば、世界中の最新知見をいち早く手に入れられます。近年はAIツールの進化により、英語力ゼロでも論文内容を理解できる時代になっています。ベーシックコースでは、このAIツールを活用した英語論文の読み方を、実践的に学びます。


PubMedを使った
文献検索を行えるようになる
英語論文を探す際の基本ツールが、PubMed(世界中の医学論文を検索できるサイト)です。操作方法を身につければ、自分で必要な論文を見つけられるようになります。ベーシックコースでは、このPubMedを使った効率的な文献検索法をわかりやすくお伝えします。


批判的吟味を行えるようになる
見つけた論文をもとにリハビリを進めるには、その情報が本当に信頼できるかを確かめる必要があります。誤った情報に基づいて進めても、患者さんの回復にはつながりません。そこで役立つのが批判的吟味(論文内容の信頼性を判断する方法)です。ベーシックコースでは、この批判的吟味の具体的な進め方を学びます。

- 臨床経験年数1年目以上の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士さん(評価の基本が身についている方)
- EBPやEBMを学習したいと考えているものの、何を学習すればよいかわからず困っている方
- 英語論文を読めるようになりたい方
ベーシックコースの教材
文献検索のしかた、文献の批判的吟味のしかたを中心に学習します。
プログラムの詳細を見る
- Evidence Based Practiceが世界的に広まっている理由と4つの要素
- 文献検索の準備 Part.1【知りたいことを臨床疑問にしよう】
- 文献検索の準備 Part.2【検索のゴール地点を明確にしよう 〜PICOとは?〜】
- 文献検索の基本 Part.1【研究デザインとは?】
- 文献検索の基本 Part.2【PubMedにおける検索式の立案】
- 文献検索の基本 Part.3【取込基準と除外基準/PubMed検索結果画面のみかた】
- 文献検索の基本 Part.4【読むべき文献を選別しよう 〜スクリーニング〜】
- 文献抄読の基本 Part.1【文献を読むのに必要な誤差の基本的な知識 〜文献に書いてあることはすべて正しいの?〜】
- 文献抄読の基本 Part.2【文献を読むのに必要な研究データの基本的な知識 〜データの尺度と95%信頼区間〜】
- 文献抄読の基本 Part.3【文献を読むのに必要な統計学の基本的な知識】
- 文献抄読の実際 Part.1【リハプログラムを立案するのに役立つ文献の読みかたと批判的吟味 〜そのリハビリの効果は!?】〜
- 文献抄読の実際 Part.2【リハプログラムを立案するのに役立つ文献を読むために知っておきたい統計の知識】
- 文献抄読の実際 Part.3【文献を読んでエビデンスに基づくリハビリプログラムを立案しよう】
- 文献抄読の実際 Part.4【予後予測をするときに役立つ文献の読みかたと批判的吟味】
- 文献抄読の実際 Part.5【予後予測をするときに役立つ文献を読むために知っておきたい統計の知識】
- 文献抄読の実際 Part.6【文献を読んでエビデンスに基づく予後予測をしてみよう】
- 文献抄読の実際 Part.7【評価に役立つ文献の読みかたと批判的吟味 〜検査のカットオフ値や病態を知る〜】
- 文献抄読の実際 Part.8【評価に役立つ文献を読むために知っておきたい統計の知識】
- 文献抄読の実際 Part.9【文献を読んで評価の理解を深めよう】
- 文献抄読の実際 Part.10【臨床家が必ず読むべき “情報をまとめた” 文献 〜システマティックレビューの読みかた〜】
- 文献抄読の実際 Part.11【システマティックレビューを読んで情報の全体をみよう】
- 文献抄読の実際 Part.12【システマティックレビューの批判的吟味とネットワークメタアナリシス】
- 診療ガイドラインを正しく読むために必要な知識 〜推奨文を読むだけでは不十分〜
- 総括文献検索・抄読レポートを作成しよう
※プログラムの進行状況により内容が若干変更になる可能性がございます。
instructor
監修責任者・講師

針谷 遼
BRAIN代表/脳卒中認定理学療法士
- 2011年
- 理学療法士免許取得。回復期リハビリテーション病院にて脳卒中リハビリの基本を身につける。
- 2015年
- 脳卒中認定理学療法士試験合格
- 2015年
- 日本神経理学療法学会 演題発表
- 2016年
- アジア理学療法学会 演題発表
- 2017年
- ミラーセラピーに関する論文を執筆
- 2018年
- 大手自費リハビリ施設にて複数の店舗で責任者を務める
- 2018年
- 理学療法ガイドライン第2版 システマティックレビュー班(脳卒中)
- 2021年
- フリーランスとして独立しBRAINを創業
- 2023年
- 株式会社BRAINを設立
- 2024年
- 日本神経理学療法学会 査読担当・座長
- 2025年
- 世界理学療法会議2025 演題発表
- 2025年
- 学術雑誌PLoSONE 査読担当
- 2025年
- 東京都理学療法学会 査読担当
- 2025年
- 日本神経理学療法学会 査読担当
voice
受講者の声

神林 努さん
EBPについて体系的に学べた!
EBPについて系統的に学ぶことができ臨床疑問の立て方、文献検索方法、批判的吟味の仕方について理解できました。グループワークやアサインメント、文献抄読会などでアウトプットすることで自分の学習の理解度を確認することができました。対象者に根拠に基づいた効果のあるリハビリが提供できるよう今回の学習を活かして臨床に取り組みたいと考えています。
第9期コース情報
期間 | 2025年9月15日〜12月28日 |
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エントリー締切日 | 受付中 |
講座配信 | 受講決定後 全24回すべて同時に配信 |
場所 | オンラインセミナーのため、ご自宅で受講可能です。 |
ご利用料金
月額 費用 | ¥52,800(税込) |
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※講義動画+課題+フィードバック全24回、3ヶ月分の総額です。
※お支払いはクレジットカードか銀行振り込みをお選びいただけます。
flow
ご参加までの流れ

まずは以下フォームからエントリーください。

3営業日以内に、ご入力いただいたメールアドレス宛に担当からお支払い方法のご案内をさせていただきます。お支払い方法は、銀行振込・クレジットカードのいずれかをご利用いただけます。

お支払いが確認できましたら、受講決定となります。担当から受講決定メールをお送りします。
faq
よくあるご質問
- ベーシックコースはどんな人に向いていますか?
- 論文検索や英語論文の読解に不安がある方、エビデンスに基づいた臨床判断を身につけたい方に最適です。新卒からベテランまで、幅広い経験年数の方が受講されています。
- 英語が苦手でも大丈夫ですか?
- はい、問題ありません。AIツールを活用することで、英語力ゼロでも英語論文を理解できる方法をお伝えします。
- 実際の臨床にどう役立ちますか?
- 最新の研究結果をもとにリハビリ計画を立てられるようになります。患者さんに治療方針を根拠を示して説明できるため、説得力が増し、信頼関係の構築にもつながります。
- ベーシックコースの課題はどのようなものが出されますか?
- 学んだ検索方法や批判的吟味の手順を使って実際に論文を探し、内容を評価し、レポートとしてまとめていただきます。講師からのフィードバックで理解をさらに深めます。
- アサインメントはすべてまとめて提出するのですか?
- いいえ、ご自身のペースに合わせて提出していただけます。クイズは回答できるものから、レポートは作成できたものから順に提出していただければ大丈夫です。
- 動画やアサインメントの期限を教えてください
- 講義動画の視聴とアサインメントの提出は、どちらもコース期間中に行っていただきます。期間内であればいつでも取り組めますので、無理のないペースで進めてください。
- ベーシックコース修了後はどうなりますか?
- 修了後も検索や吟味のスキルは残り、日常業務で継続的に活用できます。また、アドバンスコースへ進むことで、さらに実践的な応用力を高められます。また、コース修了後もEメールやLINEなどで、ご質問があれば受け答えいたしますのでご安心ください。
- パソコンを持っていなくても文献検索を学べますか?
- スマホだけでも文献検索していただくことは可能ですが、効率を高めるためパソコンを使っていただくことを推奨しております。
注意事項
- ビギナーコースとの併用受講は可能です。
- アドバンスコースとの併用受講も可能ですが、ベーシック→アドバンスと進めていただくことでより理解が深まります。
- セミナー資料につきましては、PDFにて配布いたします。
- 講義の録画・録音は禁止させていただいております。