評価のしかたやリハビリプログラムの作り方、脳卒中後遺症のメカニズムなど、
脳卒中リハの基本的な知識・スキルを身につけていただく、新卒者向けの学習プログラムです。
ビギナーコースの講義・実技・ワークショップ・課題は新卒者の方にとってはハードですが、
6ヶ月でしっかり一人前のセラピストになっていただきます。
脳卒中リハの基本的な知識・スキルを身につけていただく、新卒者向けの学習プログラムです。
ビギナーコースの講義・実技・ワークショップ・課題は新卒者の方にとってはハードですが、
6ヶ月でしっかり一人前のセラピストになっていただきます。
point
ビギナーコースの
3つのポイント
脳卒中リハにおける評価の
基本を身につける
担当患者さんに対して『何の評価をすればいいんだろう…』『運動麻痺もあるし感覚障害もあるし何が問題なのかわからない…』と悩むことはありませんか?私たちセラピストの仕事はリハビリをすることですが、評価を通して問題点を抽出できなければ、見当違いなリハビリをすることになりかねません。まずは評価の基本を身につけましょう。
脳卒中リハにおける治療の
基本を身につける
リハビリプログラムを立てるときは、『Aさんに歩行練習をやっていただければ1ヶ月後に歩行が自立するはずだ』という予後予測を行う必要があります。これによって、『リハビリをやったのによくならなかった』とか『リハビリの効果があったのかわからない』という事態を避けることができます。ビギナーコースでは介入の予後予測の行い方、効果のあるリハビリプログラムの作り方をお伝えします。
脳卒中リハの基本的な
介入方法を学習する
脳卒中リハには課題指向型訓練、電気刺激、ミラーセラピーなど様々なリハビリ方法があります。近年では研究が進み、効果が期待できるリハビリとそうでないリハビリとが明確になってきています。効果が期待できないリハビリでは、患者さんがよくなる可能性は低いです。まずは何が有効で何が有効でないのかを把握し、有効なリハビリ方法の基本的なやり方を身につけましょう。
- 勉強のやる気はあるし、勉強しているもののうまく臨床に活かすことができていないと感じる方
- 患者さんがよくならなかった理由が自分の評価に原因があったのか治療に原因があったのか判断することが難しい方
- 脳卒中リハに携わったことがなく、異動や転職などでこれから脳卒中リハに携わるという方
ビギナーコースの教材
脳卒中後遺症のメカニズム、脳卒中リハビリテーションにおける評価、リハビリ方法など、基本的な知識とスキルをお伝えします。また、基本的な知識を知っていることで、PubMedなどによる文献検索を正確に・速く行うことができるようになります。
プログラムの詳細を見る
- 脳卒中リハビリテーションの全体像と自分の役割を理解しよう
- 評価 Ⅰ.【検査・測定・評価の違いを理解しよう/リハビリテーション目標の決めかたを理解しよう】
- 評価 Ⅱ.【目標の全体像を整理してから検査・測定項目を選ぼう】
- 評価 Ⅲ.【脳卒中リハで使うべき検査・測定法Ⅰ〜ADL・上肢編〜】
- 評価 Ⅳ.【脳卒中リハで使うべき検査・測定法Ⅱ〜歩行・下肢編〜】
- 評価 Ⅴ.【基本的な脳画像のみかた/脳画像だけを信用してはいけない理由】
- 評価 Ⅵ.【問題点の抽出Ⅰ〜カットオフ値/標準データと比べる〜】
- 評価 Ⅶ.【問題点の抽出Ⅱ 〜思い込みをなくして正確な判断をするテクニック〜】
- 評価 Ⅷ.【再評価で役立つ、治療効果を正しく判定するためのポイント】
- 評価 Ⅸ.【ケーススタディ① 評価結果から問題点を絞ろう】
- 脳卒中リハ Ⅰ.【脳卒中リハ方法の全体像/課題指向型訓練のやりかた】
- 脳卒中リハ Ⅱ.【CI療法/トレッドミルトレーニング/バランス練習のやりかた】
- 脳卒中リハ Ⅲ.【ミラーセラピー/電気刺激のやりかた】
- 脳卒中リハ Ⅳ.【運動イメージ療法/運動観察療法のやりかた】
- 脳卒中後遺症 Ⅰ.【運動麻痺のメカニズムと評価とリハビリ戦略】
- 脳卒中後遺症 Ⅱ.【感覚障害のメカニズムと評価とリハビリ戦略】
- 脳卒中後遺症 Ⅲ.【運動失調のメカニズムと評価とリハビリ戦略】
- 脳卒中後遺症 Ⅳ.【歩行動作のメカニズムと評価とリハビリ戦略】
- 治療 Ⅰ.【リハビリ方針の決めかた 〜問題点全てが治療ターゲットではない〜】
- 治療 Ⅱ.【脳卒中リハにおけるEvidence Based Practice の基本を押さえておこう】
- 治療 Ⅲ.【予後予測の3つのやりかたと必要なデータ】
- 治療 Ⅳ.【ケーススタディのやりかた】
- 治療 Ⅴ.【ケーススタディ①】
- 治療 Ⅵ.【ケーススタディ②】・ビギナーコース総括
※プログラムの進行状況により内容が若干変更になる可能性がございます。
instructor
監修責任者・講師
針谷 遼
BRAIN代表/脳卒中認定理学療法士
- 2011年
- 理学療法士免許取得。回復期リハビリテーション病院にて脳卒中リハビリの基本を身につける。
- 2015年
- 脳卒中認定理学療法士試験合格
- 2015年
- 日本神経理学療法学会 演題発表
- 2016年
- アジア理学療法学会 演題発表
- 2017年
- ミラーセラピーに関する論文を執筆
- 2018年
- 大手自費リハビリ施設にて複数の店舗で責任者を務める
- 2021年
- フリーランスとして独立しBRAINを創業
- 2023年
- 株式会社BRAINを設立
voice
受講者の声
深川 洋基さん
若手だけでなく中堅セラピストにもおすすめしたい内容です!
毎週の講義やアサインメントを通し、EBPを軸とした目の前の患者様の生活や希望に寄り添った臨床での意思決定方法や評価・治療法について学ぶことが出来ました。ビギナーコースではありますが、経験や直感に頼っている自身のリハビリに疑問を感じていた7年目の私にはとても学ぶことが多かったです。
第7期コース情報
期間 | 2024年7月1日〜12月16日 |
---|---|
エントリー締切日 | 2024年6月25日 |
曜日 | 毎週月曜日 |
時間 | 19:30〜21:00 |
場所 | 【BRAIN店舗】 〒157-0073 東京都世田谷区砧3-2-7 カーサピエトラ不二101よりZOOMでオンライン配信 アクセス情報はこちら >> |
ご利用料金
月額 費用 | ¥8,800(税込) |
---|
※月額費用・税込価格です。ご参加いただくにあたり6ヶ月分の参加費用が必要です。
※お支払いはクレジットカード(6ヶ月分一括もしくは毎月分割)か銀行振り込み(6ヶ月分一括)をお選びいただけます。
flow
ご参加までの流れ
まずは以下フォームからエントリーください。
3営業日以内に、ご入力いただいたメールアドレス宛に担当からお支払い方法のご案内をさせていただきます。お支払い方法は、銀行振込・クレジットカードのいずれかをご利用いただけます。
お支払いが確認できましたら、受講決定となります。担当から受講決定メールをお送りします。
faq
よくあるご質問
- ビギナーコースの課題はどのようなものが出されますか?
- 基本的に、ご自身の担当患者さんの問題を解決するための課題が出されます。一例として、『担当患者さんの問題点を抽出してきてください』『担当患者さんの歩行障害に対しどのような検査・測定法を使うべきか考えてきてください』などです。アウトプットを確認し、講師がフィードバックすることで知識を臨床実践につなげていただきます。
- コース卒業後のアフターフォローはありますか?
- コース卒業後もFacebookグループは残しておき、ご質問があれば受け答えいたしますのでご安心ください。
- 経験年数が長くても大丈夫ですか?
- はい、大丈夫です。第5期は経験7年目以上の方にもご参加いただき、ご満足いただいております。
注意事項
- ベーシックコースとの併用受講は可能ですが、アドバンスコースとの併用受講はできません。
- セミナー資料につきましては、コース開始前に郵送いたします。
- すべての講義・ワークショップは動画配信+EメールやLINEによる質疑応答で構成されているため、ご自身のペースで学習いただけます。
- 講義の録画・録音は禁止させていただいております。