
2026年5月25日(日)20:00公開、無料動画講座のご案内です。
「この患者さんに、装具は本当に必要だろうか?」――回復期で働くセラピストなら、誰もが一度は悩む問いではないでしょうか。
担当患者さんから「装具を外せませんか?」と聞かれて答えに詰まる。カンファレンスで「装具どうする?」と意見を求められても、根拠を持って答えられない。先輩によって「装具を作るべき」「まだ早い」と判断が真逆に分かれる――。
本講座では、脳卒中専門リハビリ施設BRAINの代表で理学療法士の針谷が、装具判断のための5つの評価指標を60分で解説します。
📺 開催概要
- 公開日時:2026年5月25日(日)20:00
- 視聴期限:2026年5月30日(金)23:59
- 形式:オンライン動画講座(60分)
- 受講料:完全無料
- 申込締切:2026年5月24日(土)23:59
こんな経験、ありませんか?
回復期病棟で働く理学療法士・作業療法士の方々に、こんな悩みは身近ではないでしょうか。
- 担当患者さんから「装具を外せませんか?」と聞かれて答えに詰まったことがある
- カンファで「装具どうする?」と意見を求められても根拠を持って答えられない
- 先輩によって「外していい/まだ早い」の判断が真逆だった
- 「絶対に装具を作りましょう」が病院の方針になっていて、本当に必要かどうかを深く考える機会がない
- 3〜10万円という患者さんの自己負担に、根拠を持って向き合えていない
これは多くのセラピストが日々抱える悩みです。そして、その根本的な理由は、実は世界的にも明確な判断基準がほぼ存在しないところにあります。
直接エビデンスは世界的にほぼ存在しない
装具離脱・必要性判定を直接主題にした研究は、PubMedで網羅検索してもわずか3件のみです。
世界的に最も信頼されている理学療法のガイドラインのひとつ、APTAの臨床実践ガイドライン(Johnston TE, 2021)にも、装具を「外す基準」の条項は明記されていません。
つまり――どれだけ文献を調べても、どれだけ教科書を読んでも、「いつ装具を作るべきか/外すべきか」の明確な基準は書かれていません。
これが、装具判断に悩むセラピストが多い、根本的な理由です。
だからこそ、この60分に意味がある
直接エビデンスがない領域だからこそ、関連研究を組み合わせて、間接的に判断していくしかありません。
本講座では、BRAINが日々の臨床判断に使っている「装具判断のための5つの評価指標」をお見せします。
地域歩行・転倒予測・移動機能レベルといった関連領域のPMID裏取り済み研究のカットオフを、「装具を外して安全に歩けるかの目安」として転用する――この間接的判断のプロセスを学べば、装具に限らずどんな臨床課題でも、教科書に書かれていない判断を自分で組み立てられるようになります。
セミナーで学べる5つの評価指標
BRAINでは、関連領域(地域歩行・転倒予測・移動機能レベル)のPMID裏取り済み研究のカットオフを、装具判断に転用しています。セミナー本編で各指標の具体的なカットオフ値と読み方を解説します。
① 歩行速度(10m歩行)
地域歩行できる速度に達しているか
出典:An S, 2015, PMID:26310714
② 歩行距離(6MWT)
地域歩行できる持久力があるか
出典:An S, 2015, PMID:26310714
③ バランス(BESTest)
1年以内に転ばないバランスがあるか
出典:Sahin IE, 2019, PMID:30814369
④ 運動機能(FMA-LE)
高移動機能レベルに到達しているか
出典:Kwong PWH, 2019, PMID:30902629
⑤ 歩容(観察評価)
つまずき・転倒リスクのある歩容か
出典:Burpee JL, 2015, PMID:26371855 ほか
※ ①〜④はいずれも「装具判断」を直接の主題にした研究ではありません。BRAINが関連領域のカットオフを臨床判断に転用しています(合成意見)。
こんな方におすすめ
- 1〜3年目のPT/OT
- 回復期病棟・地域包括ケア病棟でリハに従事する方
- 患者さんから「装具を外せませんか?」と聞かれて答えに詰まったことがある方
- カンファで装具の必要性を根拠を持って語りたい方
- 評価指標の選び方・読み方に自信がない方
- 「みんなが作っているから」を卒業したい方
- エビデンスに基づいた臨床判断ができるようになりたい方
講師紹介

針谷 遼(はりがい・りょう)
理学療法士/株式会社BRAIN 代表
脳卒中認定理学療法士
保険外リハビリ8年目、独立6年目。脳卒中専門の保険外リハビリ施設BRAINを運営。BMI(Brain-Machine Interface)、TMS(経頭蓋磁気刺激)、TOT-S(重度上肢麻痺向けTask-Oriented Training)を導入。
著書:『PT・OTのための文献検索の超基本』(2026年・金芳堂)
よくあるご質問
Q. 経験年数が長くても参加できますか?
A. はい。「直接エビデンスのない領域で関連研究を組み合わせて判断する」プロセスは、経験年数を問わず多くのセラピストに役立つ内容です。
Q. OTでも参加できますか?
A. はい。装具判断はPT中心の話題ですが、評価指標を組み合わせて問題点を抽出する思考プロセスはOTの臨床判断にもそのまま応用できます。
Q. 当日見られなかったら?
A. 録画動画のため、5月25日(日)20:00〜5月30日(金)23:59の期間中であればいつでも視聴可能です。期間中の繰り返し視聴も可能です。
Q. 質問はできますか?
A. はい。動画内でご案内するQ&Aフォームからご質問ください。後日、針谷より回答いたします。
Q. 受講にあたって必要なものは?
A. 動画視聴可能なPC・スマートフォン・タブレットのみです。事前資料の準備は不要です。
Q. 視聴期限を過ぎたら?
A. 5月30日23:59以降は動画にアクセスできません。
お申込み
「装具が必要かどうか、根拠を持って判断できるセラピスト」になる60分を、5月25日(日)20:00から始めましょう。
📝 申込締切:2026年5月24日(土)23:59
視聴期間:2026年5月25日(日)20:00 〜 5月30日(金)23:59
主催:株式会社BRAIN / お問い合わせ:info@brain-lab.net

