ビギナーコースとは?

評価のしかたやリハビリプログラムのつくりかた、脳卒中後遺症のメカニズムなど、脳卒中リハの基本的な知識・スキルを身につけていただく、新卒者向けの学習プログラムです。

ビギナーコースの講義・実技・ワークショップ・課題は新卒者の方にとってはハードですが、6ヶ月でしっかり一人前のセラピストになっていただきます。

BRAINアカデミー各コース共通のポイントについてこちらに記載しておりますので、合わせてご参照ください。

現地参加/オンライン参加をお選びいただけます(3月2日追記)

ビギナーコース 3つのポイント

01

脳卒中リハにおける評価の基本をみにつける

担当患者さんに対して『何の評価をすればいいんだろう…』『運動麻痺もあるし感覚障害もあるし何が問題なのかわからない…』と悩むことはありませんか?私たちセラピストの仕事はリハビリをすることですが、評価を通して問題点を抽出できなければ、見当違いなリハビリをすることになりかねません。まずは評価の基本を身につけましょう。

02

脳卒中リハにおける治療の基本を身につける

リハビリプログラムを立てるときは、『Aさんに歩行練習をやっていただければ1ヶ月後に歩行が自立するはずだ』という予後予測を行う必要があります。これによって、『リハビリをやったのによくならなかった』とか『リハビリの効果があったのかわからない』という事態を避けることができます。ビギナーコースでは介入の予後予測のしかた、効果のあるリハビリプログラムのつくりたをお伝えします。

03

脳卒中リハの基本的な介入方法を学習する

脳卒中リハには課題指向型訓練、電気刺激、ミラーセラピーなど様々なリハビリ方法があります。近年では研究が進み、効果が期待できるリハビリとそうでないリハビリとが明確になってきています。効果が期待できないリハビリでは、患者さんがよくなる可能性は低いです。まずは何が有効で何が有効でないのかを把握し、有効なリハビリ方法の基本的なやりかたを身につけましょう。

カリキュラム

コース期間開講曜日開講時間定員
2023年4月3日〜9月18日毎週月曜日19:30〜21:006名
プログラム
43脳卒中リハビリテーションの全体像と自分の役割を理解しよう
10評価 Ⅰ. 【検査・測定・評価の違いを理解しよう/リハビリテーション目標の決めかたを理解しよう】
17評価 Ⅱ. 【目標の全体像を整理してから検査・測定項目を選ぼう】
24評価 Ⅲ. 【脳卒中リハで使うべき検査・測定法Ⅰ〜ADL・上肢編〜】
51評価 Ⅳ. 【脳卒中リハで使うべき検査・測定法Ⅱ〜歩行・下肢編〜】
8評価 Ⅴ. 【基本的な脳画像のみかた/脳画像だけを信用してはいけない理由】
15評価 Ⅵ. 【問題点の抽出Ⅰ〜カットオフ値/標準データと比べる〜】
22評価 Ⅶ. 【問題点の抽出Ⅱ 〜思い込みをなくして正確な判断をするテクニック〜】
29評価 Ⅷ. 【再評価で役立つ、治療効果を正しく判定するためのポイント】
65評価 Ⅸ. 【ケーススタディ① 評価結果から問題点を絞ろう】
12脳卒中リハ Ⅰ. 【脳卒中リハ方法の全体像/課題指向型訓練のやりかた】
19脳卒中リハ Ⅱ. 【CI療法/トレッドミルトレーニング/バランス練習のやりかた】
26脳卒中リハ Ⅲ. 【ミラーセラピー/電気刺激のやりかた】
73お休み
10脳卒中リハ Ⅳ. 【運動イメージ療法/運動観察療法のやりかた】
17脳卒中後遺症 Ⅰ. 【運動麻痺のメカニズムと評価とリハビリ戦略】
24脳卒中後遺症 Ⅱ. 【感覚障害のメカニズムと評価とリハビリ戦略】
31脳卒中後遺症 Ⅲ. 【運動失調のメカニズムと評価とリハビリ戦略】
87脳卒中後遺症 Ⅳ. 【歩行動作のメカニズムと評価とリハビリ戦略】
14治療 Ⅰ. 【リハビリ方針の決めかた 〜問題点全てが治療ターゲットではない〜】
21治療 Ⅱ. 【脳卒中リハにおけるEvidence Based Practice の基本を押さえておこう】
28治療 Ⅲ. 【予後予測の3つのやりかたと必要なデータ】
94治療 Ⅳ. 【ケーススタディのやりかた】
11治療 Ⅴ. 【ケーススタディ①】
18治療 Ⅵ. 【ケーススタディ②】・ビギナーコース総括
※プログラムの進行状況により内容が若干変更になる可能性がございます。

開催地

BRAIN店舗 〒157-0073 東京都世田谷区砧3-2-7 カーサピエトラ不二101

受講の目安

  • 臨床経験年数1〜3年目の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士さん(2023年4月新入職の方含む)
  • 患者さんがよくならなかった理由が自分の評価に原因があったのか治療に原因があったのか判断できない方
  • 経験年数が3年目以上でも、脳卒中リハに携わったことがなく、異動や転職などでこれから脳卒中リハに携わるという方
  • 臨床経験年数4年以上の方(あくまでも目安として)

監修責任者・講師

針谷 遼
BRAIN代表/理学療法士・認定理学療法士(脳卒中)

2011年、理学療法士免許取得。回復期リハビリテーション病院にて脳卒中リハビリの基礎を身につける。また、2014年からはニューロリハビリテーション研究会BRAINを運営。その後、一般企業の自費リハビリプロジェクトに参画しEvidence based Practiceを取り入れたリハビリサービスを展開。複数店舗で運営責任者を務めた後、独立し2018年にBRAINを創業。

月額費用(現地参加の場合)

¥8,800

月額費用(オンライン参加の場合)

¥11,000

※月額費用・税込価格です。ご参加いただくにあたり6ヶ月分の参加費用が必要です。
※お支払いはクレジットカード(6ヶ月分一括もしくは毎月分割)か銀行振り込み(6ヶ月分一括)をお選びいただけます。

注意事項

  • ベーシックコースとの併用受講は可能ですが、アドバンスコースとの併用受講はできません。
  • 会場はBRAIN世田谷店舗です。現地参加の方は店舗へのアクセスについてこちらをご覧ください。
  • セミナー資料につきましては、現地参加の場合、現地にて配布いたします。オンライン参加の場合、事前に郵送いたします。
  • 講義・ワークショップの見逃し配信などはございません。オンライン参加は、ZOOMを使って会場のライブ中継をご覧いただく形になります。
  • オンライン参加の場合、ご自宅からZOOMの『画面オン』『音声あり』でご参加いただきます。『画面オフ』『音声なし』ではご参加いただけませんのでご注意ください。
  • オンライン参加の場合、ワークショップにはご参加いただけますが、実技練習にはご参加いただけませんのでご了承ください。
  • 講義・実技・ワークショップの録画・録音は禁止させていただいております。

よくあるご質問

Q
ビギナーコースの課題はどのようなものが出されますか?
A

基本的に、ご自身の担当患者さんの問題を解決するための課題が出されます。一例として、『担当患者さんの問題点を抽出してきてください』『担当患者さんの歩行障害に対しどのような検査・測定法を使うべきか考えてきてください』などです。アウトプットを確認し、講師がフィードバックすることで知識を臨床実践につなげていただきます。

Q
コース卒業後のアフターフォローはありますか?
A

コース卒業後もFacebookグループは残しておき、ご質問があれば受け答えいたしますのでご安心ください。

Q
現地参加で申し込んだ人も、残業などで都合が悪いときにオンライン参加できますか?また、反対にオンライン参加で申し込んだものの休暇をとれるなどで現地参加できる場合、現地参加しても問題ありませんか?
A

現地参加でのお申し込みの場合、途中のオンライン参加は不可です。オンライン参加でのお申し込みの場合、途中で現地参加いただくことが可能です。ただし、お支払いいただいた費用を返還することはできませんのでご了承ください。

エントリーから受講の流れ

STEP 1

下記の【エントリー】ボタンをクリックし、リンク先のコース参加お申し込みフォームへ必要事項を入力し、お申し込みください。

STEP 2

2営業日以内に、ご入力いただいたメールアドレス宛に担当からお支払い方法のご案内をさせていただきます。お支払い方法は、銀行振込・クレジットカードのいずれかをご利用いただけます。

STEP 3

お支払いが確認されましたら、受講決定となります。担当から受講決定メールをお送りします。