ベーシックコースとは?

英語論文の読みかた、PubMedを使った文献検索のしかた、批判的吟味のしかたについて学習するプログラムです。

6ヶ月の集中的なプログラムで、英語論文を読めない人でも、PubMedで英語の文献検索、批判的吟味をできるようになります。

BRAINアカデミー各コース共通のポイントについてこちらに記載しておりますので、合わせてご参照ください。

現地参加/オンライン参加をお選びいただけます(3月2日追記)

ベーシックコース3つのポイント

01

EBPの基本的なスキルを身につける

エビデンスに基づく脳卒中リハを行えるようになるために、Evidence Based Practice(以下、EBP)のスキルが欠かせません。本コースではEBPの基本的なスキルである論文の読みかた、論文の検索のしかた、批判的吟味のしかたを6ヶ月で身につけます。

02

コア・コンピテンシーに基づくカリキュラム

EBP教育に取り入れるべき内容を示した『コア・コンピテンシー』68項目のうち、ベーシックコースは56項目を含みます。世界基準のシラバスに基づいた教育プログラムです。

EBP教育におけるコア・コンピテンシー
世界各国でEBP教育や実践に携わる専門家が、EBP教育で伝えるべき全68項目をまとめた『EBP教育におけるコア・コンピテンシー』を作成・提案しました。言い換えれば『EBPを学ぶ上で押さえるべき68項目』です。BRAINアカデミーでは【ベーシックコース】で56項目、【アドバンスコース】で12項目、合計68項目を網羅しており、世界的に必要とされている知識・スキルを網羅できるカリキュラムになっております。コア・コンピテンシーについてさらに知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

03

豊富な実技・ワークショップ

知識をスキルへ転換するためには講義だけでは足りません。講師の指導のもとに実技・ワークショップを行い、知識をスキルへ変換します。

カリキュラム

コース期間開講曜日開講時間定員
2023年4月3日〜
2023年9月18日
毎週火曜日19:30〜21:006名
※原則1回当たり90分ですが、テーマの内容やワークショップの進捗、質疑応答の状況などにより増減します。
プログラム
44Evidence Based Practiceが世界的に広まっている理由と4つの要素
11文献検索の準備 Part.1【知りたいことを臨床疑問にしよう】
18文献検索の準備 Part.2【検索のゴール地点を明確にしよう 〜PICOとは?〜】
25文献検索の基本 Part.1【エビデンスピラミッドってなに?】
52文献検索の基本 Part.2【検索戦略を立ててみよう】
9PubMedで英語論文の文献検索をしてみようPart.1
16PubMedで英語論文の文献検索をしてみようPart.2
23文献を読むのに必要な誤差の基本的な知識 〜文献に書いてあることはすべて正しいの?〜
30文献を読むのに必要な研究データの基本的な知識 〜データの尺度と95%信頼区間〜
66文献を読むのに必要な統計学の基本的な知識
13リハプログラムを立案するのに役立つ文献の読みかたと批判的吟味 〜そのリハビリの効果は!?〜
20リハプログラムを立案するのに役立つ文献を読むために知っておきたい統計の知識
27文献抄読会①【文献を読んでエビデンスに基づくリハビリプログラムを立案しよう】
74お休み
11予後予測をするときに役立つ文献の読みかたと批判的吟味
18予後予測をするときに役立つ文献を読むために知っておきたい統計の知識
25文献抄読会②【文献を読んでエビデンスに基づく予後予測をしてみよう】
81評価に役立つ文献の読みかたと批判的吟味 〜検査のカットオフ値や病態を知る〜
8評価に役立つ文献を読むために知っておきたい統計の知識
15文献抄読会③【文献を読んで評価の理解を深めよう】
22臨床家が必ず読むべき “情報をまとめた” 文献 〜システマティックレビューの読みかた〜
29文献抄読会④【システマティックレビューを読んで情報の全体をみよう】
95診療ガイドラインを正しく読むために必要な知識 〜推奨文を読むだけでは不十分〜
12診療ガイドラインを評価しよう 〜このガイドラインを信用していいの?〜
19Shared Decision Makingの概要・ベーシックコースの総括
※プログラムの進行状況により内容が若干変更になる可能性がございます。
※動画に○がついている回は19:30に動画配信、WSに○がついている回は19:30からZOOMでワークショップを行います。

開催地

BRAIN店舗 〒157-0073 東京都世田谷区砧3-2-7 カーサピエトラ不二101

受講の目安

  • 臨床経験年数3〜5年目の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士さん(ある程度臨床経験を積まれており、評価や治療の基本が身についている方)
  • EBPやEBMを学習したいと考えているものの、何を学習すればよいかわからず困っている方
  • 英語論文を読めるようになりたい方
  • 臨床経験年数3年未満の方(あくまでも目安として)
  • 対象者の問題点の抽出を行うことが難しい方、対象者のリハビリ目標を設定することが難しい方→ビギナーコースへの参加をお勧めします。
  • 普段から英語論文を読んでおり、文献検索や批判的吟味を行えるかた→アドバンスコースへの参加をお勧めします。

講師

針谷 遼
BRAIN代表
認定理学療法士(脳卒中)

2011年、理学療法士免許取得。回復期リハビリテーション病院にて脳卒中リハビリの基礎を身につける。その後、一般企業の自費リハビリプロジェクトに参画しEvidence based Practiceを取り入れたリハビリサービスを展開。複数店舗で運営責任者を務めた後、独立し2021年にBRAINを創業。

貝ケ石祥吾
中津脳神経外科病院
認定理学療法士(脳卒中)

大分県北部の脳神経外科に特化した専門病院で急性期のリハビリテーションを経験。その後、臨床経験を積む中で脳卒中認定理学療法士を取得。現在は同病院で回復期のリハビリテーションに従事。

月額費用(現地参加の場合)

¥11,000

月額費用(オンライン参加の場合)

¥13,200

※月額費用・税込価格です。
※お支払いはクレジットカード(6ヶ月分一括もしくは毎月分割)か銀行振り込み(6ヶ月分一括)をお選びいただけます。

注意事項

  • 会場はBRAIN世田谷店舗です。現地参加の方は店舗へのアクセスについてこちらをご覧ください。
  • セミナー資料につきましては、現地参加の場合、現地にて配布いたします。オンライン参加の場合、事前に郵送いたします。
  • 講義・ワークショップの見逃し配信などはございません。オンライン参加は、ZOOMを使って会場のライブ中継をご覧いただく形になります。
  • オンライン参加の場合、ご自宅からZOOMの『画面オン』『音声あり』でご参加いただきます。『画面オフ』『音声なし』ではご参加いただけませんのでご注意ください。
  • オンライン参加の場合、ワークショップにはご参加いただけますが、実技練習にはご参加いただけませんのでご了承ください。
  • 講義・実技・ワークショップの録画・録音は禁止させていただいております。

よくあるご質問

Q
ベーシックコースの課題はどのようなものが出されますか?
A

基本的に、ご自身の担当患者さんの問題を解決するための課題が出されます。一例として、『文献検索レポート』『文献の批判的吟味レポート』『課題論文のデータ解釈レポート』などです。アウトプットを確認し、講師がフィードバックすることで知識を臨床実践につなげていただきます。

Q
コース卒業後のアフターフォローはありますか?
A

コース卒業後もFacebookグループは残しておき、ご質問があれば受け答えいたしますのでご安心ください。

Q
現地参加で申し込んだ人も、残業などで都合が悪いときにオンライン参加できますか?また、反対にオンライン参加で申し込んだものの休暇をとれるなどで現地参加できる場合、現地参加しても問題ありませんか?
A

現地参加でのお申し込みの場合、途中のオンライン参加は不可です。オンライン参加でのお申し込みの場合、途中で現地参加いただくことが可能です。ただし、お支払いいただいた費用を返還することはできませんのでご了承ください

エントリーから受講の流れ

STEP 1

下記の【エントリーする】ボタンをクリックし、リンク先のコース参加お申し込みフォームへ必要事項を入力し、お申し込みください。

STEP 2

2営業日以内に、ご入力いただいたメールアドレス宛に担当からお支払い方法のご案内をさせていただきます。お支払い方法は、銀行振込・クレジットカードのいずれかをご利用いただけます。

STEP 3

お支払いが確認されましたら、受講決定となります。担当から受講決定メールをお送りします。