
脳卒中後の感情失禁(突然泣く)という症状は、脳卒中を経験した方の約17%が経験するとされています(Gillespie, 2016)。
テレビを観ていて急に涙があふれる、ちょっとした会話で笑いが止まらなくなる――。
そんな「自分の感情をコントロールできない」つらさは、気持ちの問題ではなく、脳の損傷によって起こる神経の症状です。
この記事では、感情失禁がなぜ起こるのか、うつ病や認知症とどう違うのか、どうすれば症状をコントロールできるのかを、脳卒中専門リハビリ施設BRAINの代表で理学療法士の針谷が、臨床経験と研究論文に基づいて解説します。
・本記事の情報は、信頼性の高い研究論文から得られたデータを中心に引用しています。
・薬物療法に関する情報は一般的な知見の紹介であり、処方は必ず医師にご相談ください。
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・顔のゆがみ(片側が下がる)
・片腕の脱力(腕が上がらない)
・言葉のもつれ(ろれつが回らない)
また、感情失禁に加えて以下の症状がある場合は、早めにかかりつけ医にご相談ください。
・「死にたい」「消えてしまいたい」という気持ちが続いている
・食事や睡眠がとれない日が2週間以上続いている
・新しく追加されたお薬を飲んでから症状が急に強くなった
感情失禁とは|まず知っておきたいこと
感情失禁とは、自分の意思とは関係なく、突然泣いたり笑ったりしてしまう症状です。
医学用語では「PBA(情動調節障害)」または「pseudobulbar affect(仮性球麻痺性情動)」と呼ばれます。
本記事ではわかりやすさのため「感情失禁」で統一します。
感情失禁は、気持ちが弱くなったわけでも、性格が変わったわけでもありません(Parvizi, 2009)。
脳卒中によって、感情をコントロールしている脳の神経の通り道が傷ついたために起こる、れっきとした神経症状です。
どんな症状が出るのか
感情失禁の典型的な症状は、以下の3つに整理できます。
- きっかけが小さい:テレビのドラマ、家族との何気ない会話、ニュース映像など、ふつうなら涙ぐむほどではない場面で突然泣き出してしまう
- 反応が大きすぎる:少し悲しい話で号泣する、ちょっと面白い話で笑いが止まらなくなる
- 本人の気持ちと一致しない:「悲しくないのに涙が出る」「面白いと思っていないのに笑ってしまう」
「悲しくないのに涙が出る」――この点が、ふつうの感情の動きとはっきり違うところです。
2018年に公開された総説では、感情失禁の発作は数秒から数分で自然に治まるのが特徴と報告されています(Girotra, 2018)。
どのくらいの人が経験するのか(有病率データ)
2016年に公開された9つの研究をまとめた分析によると、脳卒中後の感情失禁の有病率は約17%と報告されています(Gillespie, 2016)。
研究によって11〜34%と幅があり、調査のタイミングや評価方法によって数字が変わります。
2021年に公開された長期追跡研究では、発症から5年経過しても約12%の方に感情失禁が残っていたと報告されています(Kwon, 2021)。
つまり、感情失禁は決して珍しい症状ではなく、長く付き合うことになる方も一定数いらっしゃるということです。
「自分だけがつらい」と感じる必要はありません。
なぜ起こるのか|脳のメカニズム
感情失禁が起こる理由は、長年にわたって脳科学者たちが解明を進めてきました。
ここではむずかしい用語を最小限にして、起こっていることを順を追って説明します。
「感情のブレーキ」が壊れている状態
私たちの脳には、笑う・泣くといった表情を作り出す部分と、その表情を状況に合わせてコントロールする部分があります。
コントロールする部分は、いわば「感情のブレーキ役」です。
脳卒中によって、このブレーキ役の脳から表情を作る脳へつながる神経の通り道が傷つくと、ブレーキが効かなくなり、わずかな刺激で泣いたり笑ったりしてしまうのです(Parvizi, 2009)。
これは、感情そのものが暴走しているのではなく、感情を表に出す部分のコントロールができていない状態です。
だから「悲しくないのに涙が出る」という現象が起こります。
どこに脳卒中が起きると感情失禁が出やすいか
感情失禁は、脳のさまざまな場所の損傷で起こりますが、特に出やすい場所が特定されてきています。
2021年に公開された研究では、脳卒中の患部を分析した結果、前頭葉と橋(きょう・脳幹の一部)、小脳をつなぐ神経のネットワークが感情失禁に関係していると報告されました(Klingbeil, 2021)。
2025年に公開された研究では、橋(脳幹)に脳卒中が起きた方では、小脳の代謝が変化していたと報告されています(Choi, 2025)。
この研究は、感情失禁が単に「ブレーキが壊れた」だけでなく、小脳との連携にも問題が起きている可能性を示しています。
つまり、感情失禁は「複数の脳の場所が関係する」ネットワークの障害だと考えられています。
うつ病・認知症との違い|見分け方
感情失禁は、しばしばうつ病や認知症と間違えられることがあります。
特に「よく泣く」という見た目の症状は、ご家族から見るとうつ病に見えますし、ご本人も「自分はうつになったのか」と心配されることが多いです。
しかし、感情失禁とうつ病は原因も対処法もまったく違うので、見分けることがとても大切です。
3つの違いを表にまとめました。
| 比較ポイント | 感情失禁 | うつ病 | 認知症 |
|---|---|---|---|
| 本人の気持ち | 悲しくないのに涙が出る/面白くないのに笑ってしまう | 気持ちそのものが落ち込み、悲しみが続く | 記憶や判断の混乱から不安・苛立ちが出ることがある |
| 続く時間 | 数秒〜数分で治まる | 2週間以上ずっと気分が沈んでいる | 徐々に進行し、年単位で悪化する |
| きっかけ | 小さな刺激で発作的に出る/反応が大きすぎる | きっかけがなくても気分が落ち込む | 記憶があいまいで状況把握ができない |
| 食欲・睡眠 | 通常は変わらない | 食欲低下・不眠(または過眠)が続く | 時刻感覚が乱れることがある |
| 記憶・判断力 | 影響なし | 集中力低下はあるが、記憶そのものは保たれる | 記憶の障害が中心症状 |
| 主な治療 | SSRI(少量)/DM/Q/心理教育 | 抗うつ薬(標準量)/心理療法 | 原因疾患に応じた治療/生活環境調整 |
2022年に公開されたCochrane(コクラン)の複数の研究をまとめた分析でも、感情失禁とうつ病は別の症状であり、治療方針も異なると整理されています(Allida, 2022)。
感情失禁とうつ病が同時に起こることもある
注意が必要なのは、感情失禁とうつ病は同じ方に同時に起こることもあるということです。
2021年に公開された長期追跡研究では、脳卒中後にうつ病・感情失禁・怒りやすさが重なって出ている方が一定数いると報告されています(Kwon, 2021)。
「気分が2週間以上ずっと沈んでいる」「食事や睡眠がとれない」場合は、感情失禁にうつ病が重なっている可能性があります。
その場合は、必ず主治医にご相談ください。
関連して、退院後の生活全般や疲れやすさへの対処は退院後の脳卒中リハビリ完全ガイドと脳卒中の疲労|疲れやすさの原因と対処法でも解説しています。
こんな症状・困りごとはありませんか?
以下に当てはまるものがないか、確認してみてください。
ひとつでも当てはまる場合は、医師に相談する価値があるサインです。
- テレビのCMやドラマの何気ないシーンで急に涙が止まらなくなる
- 自分では「悲しい」と思っていないのに、涙が勝手に出てくる
- 家族や友人と話していて、突然笑いが止まらなくなる
- 外出先で泣いてしまうのが恥ずかしくて、人と会うのを避けるようになった
- リハビリ中や面会中に泣いてしまい、「迷惑をかけている」と感じてしまう
- 家族から「最近よく泣くね」と言われて、自分でもどうしていいかわからない
- 感情の発作が出ると、数秒から数分で自然に治まる
BRAINに来られる方でも、「感情失禁という言葉を初めて知った」とおっしゃる方が大半です。
2025年に公開された総説では、感情失禁は社会的な孤立や生活の質の低下につながるため、早めに対処することが大切と報告されています(Finegan, 2025)。
治療の選択肢|薬物療法と非薬物療法
感情失禁は、適切な治療によって症状をコントロールできることが研究で示されています。
治療の選択肢は、大きく2つに分けられます。
- 薬物療法:SSRI(少量)/デキストロメトルファン・キニジン配合薬(DM/Q)など
- 非薬物療法:心理教育、対処法のトレーニング、家族の関わり方の調整
処方は必ず医師の判断が必要ですが、選択肢を知っておくことが第一歩です。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
SSRIは、もともとうつ病の治療に使われる薬ですが、感情失禁にも効果があることが確認されています。
うつ病の治療よりも少ない量で、しかも効果が早く出るのが特徴です(Parvizi, 2006)。
具体的には、飲み始めて1〜3日で症状が落ち着いてきたと報告するケースもあります。
2022年に公開されたCochraneの複数の研究をまとめた分析によると、SSRIをはじめとする抗うつ薬が脳卒中後の感情失禁の頻度を減らすと報告されています(Allida, 2022)。
ただし、薬には副作用もあります。
飲み始めの数日は吐き気や眠気が出ることがあるため、必ず主治医の指示に従ってください。
デキストロメトルファン・キニジン配合薬(DM/Q)
DM/Q(商品名:Nuedexta)は、感情失禁の治療を目的としてアメリカで承認された薬です。
2026年に公開された複数の研究をまとめた分析では、DM/Qは感情失禁の発作回数を有意に減らすと報告されています(Muneer, 2026)。
ただし、2026年現在、日本ではDM/Qは未承認です。
日本の臨床では、SSRIを中心とした薬物療法が一般的です。
「アメリカでは専用の薬がある」という情報を知っておくと、主治医との対話の参考になります。
非薬物療法|心理教育と対処トレーニング
薬物療法と並んで重要なのが、心理教育(しんりきょういく)と呼ばれる関わりです。
これは、感情失禁の正体をご本人とご家族にきちんと説明し、症状への理解を深めることです。
2025年に公開された複数の研究をまとめた分析では、心理教育やリラクゼーションを含む非薬物療法が、脳卒中後の感情の問題に対して一定の効果を示したと報告されています(Balram, 2025)。
具体的には、以下のような対処法が役立ちます。
- 深呼吸でリセット:発作が起きそうなとき、ゆっくり深呼吸を3回する
- 意識を別のものに向ける:足の指を動かす、手のひらを開いたり閉じたりするなど、体の動きに意識を向ける
- 事前に説明しておく:初対面の方には「脳卒中の影響で泣きやすくなっています」と伝えておく
- 休息のタイミングを増やす:疲れていると発作が出やすいため、こまめに休む
- 誘発しやすい場面を把握する:感動的な映画、思い出話など、自分が泣きやすい場面を知っておく
これらは「我慢する」ためのテクニックではありません。
発作の波が小さく済むように、脳の興奮をやわらげる手助けをするためのものです。
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ご家族・介護者の方へ|声かけと対応のコツ
ご家族の対応は、感情失禁のご本人にとってとても大きな支えになります。
ただし、「励ます」「慰める」が必ずしも正解ではないのがこの症状の難しいところです。
家族ができる5つのこと
- 「気にしないで」と過度に騒がない
発作が出たら、いつもどおりの態度で接してください。注目を集めるとご本人がよけいに困惑します。 - 「悲しくないなら大丈夫だよ」と一言かける
「これは脳の症状で、悲しいわけじゃないんだよ」と確認するだけで、ご本人がほっとされます。 - 話題を少しだけ変える
発作が長引きそうなら、別の話題(天気、ニュース、食事の話など)にやさしく切り替えてください。 - うつ病のサインがないか見守る
2週間以上気分が沈んでいる、食欲がない、眠れない――これらが続いたらうつ病の合併を疑い、医師に相談してください。 - ご本人を責めない・からかわない
「また泣いてる」「めそめそするな」は禁句です。ご本人は自分でコントロールできない症状で苦しんでいます。
周囲の人への伝え方
感情失禁は外見からはわかりづらい症状です。
親戚やご近所、職場の方に理解してもらうために、以下のように伝えると効果的です。
「脳卒中の影響で、感情のコントロールが難しくなることがあります。急に泣いたり笑ったりすることがありますが、本人の本当の気持ちとは違うので、いつもどおり接していただけると助かります。」
事前に伝えておくだけで、ご本人もご家族も外出時の負担がぐっと軽くなります。
受診の目安|こんなときは医師に相談を
感情失禁は、放っておくと社会的な活動を控えるようになり、生活の質に影響が出ることがあります。
以下に当てはまる場合は、早めに医師にご相談ください。
- 1日に数回以上、感情の発作が出る
- 外出や人との交流を避けるようになった
- リハビリや日常生活に支障が出ている
- 気分が2週間以上ずっと沈んでいる(うつ病の合併が疑われる)
- 「死にたい」「消えてしまいたい」という気持ちが出てきた
- ご家族・介護者が対応に困っている
2025年に公開された総説でも、感情失禁は本人と家族の生活の質に大きく影響するため、見過ごさず治療につなげることが推奨されています(Finegan, 2025)。
どこに相談すればよいか
- かかりつけ医(脳神経内科・脳神経外科):まずは脳卒中の主治医に「最近よく泣いてしまう」「感情のコントロールが難しい」と伝えてください。
- リハビリテーション科:感情失禁とリハビリの両方に詳しい医師がいます。
- 精神科・心療内科:うつ病が合併している場合や、症状が強い場合の専門的な対応ができます。
- 地域包括支援センター:ご家族の介護負担についての相談ができます。お住まいの市区町村の窓口にお問い合わせください。
退院後の生活で気になる症状が複数ある場合は、退院後の脳卒中リハビリ完全ガイドもあわせてご覧ください。
また、再発予防の観点からの定期受診については脳卒中の再発予防で詳しく解説しています。
よくある質問(FAQ)
Q. 感情失禁は時間が経てば自然に治りますか?
自然に軽くなる方もいますが、長く続く方も一定数いらっしゃいます。
2021年に公開された長期追跡研究では、発症から5年経過しても約12%の方に感情失禁が残っていたと報告されています(Kwon, 2021)。
「時間が解決する」と決めつけず、症状で困っているなら早めに医師に相談することが大切です。
Q. 感情失禁とうつ病はどう見分ければいいですか?
もっとも大きな違いは、「気持ちそのものが落ち込んでいるか」「気分が落ち込む期間が続いているか」です。
感情失禁は発作的に数秒〜数分で治まり、本人の気持ちとも一致しません。
うつ病は2週間以上ずっと気分が沈み、食欲・睡眠・意欲の低下を伴います。
両方が同時に起こることもあるため、判断に迷うときは医師にご相談ください。
Q. 感情失禁は認知症の始まりですか?
脳卒中後の感情失禁は、認知症の始まりとは異なります。
感情失禁は記憶や判断力には影響しないのが特徴です。
ただし、2025年に公開された研究では、認知症の方にも感情失禁が起こることがあると報告されています(Charron, 2025)。
記憶や判断に変化を感じる場合は、医師に詳しく評価してもらってください。
Q. 薬を飲まずに改善する方法はありますか?
軽症の場合は、心理教育や対処トレーニングだけで日常生活への影響をかなり減らせる方もいらっしゃいます。
2025年に公開された複数の研究をまとめた分析では、非薬物療法も脳卒中後の感情の問題に対して一定の効果を示したと報告されています(Balram, 2025)。
ただし、症状が強く生活に支障が出ている場合は、薬物療法と組み合わせるほうが効果的です。
Q. 家族として「励まさない」ほうがいいのですか?
過剰に励ます必要はありません。
感情失禁の発作は数秒〜数分で自然に治まるため、いつもどおりに接して、発作が治まるのを静かに待つのが基本です。
「これは脳の症状で、悲しいわけじゃないんだよ」と一言伝えるだけで、ご本人が安心されます。
まとめ
- 感情失禁は脳卒中を経験した方の約17%が経験する、ありふれた神経症状
- 気持ちの問題ではなく、感情のブレーキ役の脳の通り道が傷ついて起こる
- うつ病・認知症とは原因も対処法も違うため、見分けることが大切
- SSRIなどの薬物療法は少量で早く効くケースが多く、選択肢のひとつ
- 心理教育・対処トレーニングなどの非薬物療法も有効
- ご家族は「過剰に騒がない」「これは病気の症状と伝える」が基本
- 気分が2週間以上沈む、外出を避けるようになった場合は医師に相談
次にやるべきこと:もし当てはまる症状があれば、次の受診時に「最近、自分の意思と関係なく泣いたり笑ったりすることがあります」と医師に伝えてみてください。
言葉にすることが、対処の最初の一歩です。
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参考文献
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最終医療レビュー日:2026年4月27日
最終更新:2026年4月

