
脳卒中後に病識がない・本人が障害を認めない状態は、脳の損傷によって生じる「病態失認(びょうたいしつにん/anosognosia)」と呼ばれる症状で、脳卒中の方の約30%にみられると報告されています(Nurmi, 2015)。
「腕が動かないのに『動く』と言い張る」「リハビリが必要なのに『困っていない』と拒否する」――。
こうした状況は、本人がわざと否定しているのではありません。
脳の特定の部位がダメージを受けたことで、自分の障害に気づきにくくなっている状態です(Barrett, 2021)。
この記事では、病態失認とはどのような状態か、家族はどう関わればよいかを、脳卒中専門リハビリ施設BRAINの代表で理学療法士の針谷が、臨床経験と研究論文に基づいて解説します。
・本記事の情報は、信頼性の高い研究論文から得られたデータを中心に引用しています。
・本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療の代わりになるものではありません。
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・F(Face):顔のゆがみ(片側が下がる)
・A(Arm):片腕の脱力(腕が上がらない)
・S(Speech):言葉のもつれ(ろれつが回らない)
・T(Time):症状が出た時刻を記録し、すぐに119番
また、すでに脳卒中を経験された方で以下のような状態がある場合は、早めに主治医・リハビリ担当者にご相談ください。
・本人が動かない腕・脚を「動く」と言い張る
・リハビリの必要性を理解せず、訓練を拒否する
・転倒のリスクがあるのに自分で歩こうとする
・退院後の生活設計に明らかな食い違いがある
病態失認とは?|脳卒中で病識がない状態の正体
病態失認(びょうたいしつにん)とは、脳の損傷によって自分の障害に気づきにくくなる状態のことです(Gasquoine, 2016)。
英語ではanosognosia(アノソグノジア)と呼ばれます。
1914年にフランスの神経学者バビンスキーが、麻痺があるのに本人がそれを認めない患者を観察して名づけた言葉です(Gainotti, 2019)。
大切なのは、これは本人がわざと否定しているのでも、性格の問題でもないという点です。
脳卒中で特定の部位がダメージを受けたことによって、「自分の状態を客観的に認識する」という脳の働き自体がうまく機能しなくなっています。
どのくらいの人にみられるのか
2015年に公開された総説では、脳卒中後の病態失認の有病率は約30%と報告されています(Nurmi, 2015)。
つまり、脳卒中になった方の3人に1人前後が、なんらかの形で病態失認を経験することになります。
2025年に公開された25本の研究をまとめた分析では、左の脳に損傷がある方でも3.6〜50%に病態失認がみられると報告されました(Simioni, 2025)。
幅が広いのは、研究によって「病態失認」の定義や評価方法が異なるためです。
2021年に公開された総説では、右の脳に脳卒中を起こした方の最大80%が、退院時点で空間無視や病態失認といった「見えにくい障害」が見逃されているとも指摘されています(Barrett, 2021)。
具体的にどのような言動になるのか
病態失認のある方には、以下のような特徴的な言動がみられます。
- 麻痺している腕や脚について「動かせる」「いつもどおり」と言う
- 「腕を上げてみてください」と頼むと、健側の腕を上げて「ほら動いた」と答える
- 立てない・歩けない状況なのに「家に帰ってすぐ仕事に戻る」と話す
- リハビリの必要性を理解せず、「自分には不要」と訓練を拒む
- 転倒のリスクがあるのに、ひとりで立ち上がろうとする
- 退院後の生活について、現実とずれた計画を話す
これらは、脳の特性として「自分の状態を更新する仕組み」がうまく働いていないサインです(Klingbeil, 2020)。
「病態失認」と「病識欠如」「否認」「半側空間無視」との違い
家族から「これは病態失認ですか?単なる頑固さですか?」とよくご質問をいただきます。
似たような言葉や状態がいくつもあるため、整理しておきましょう。
| 用語 | 意味 | 原因・特徴 |
|---|---|---|
| 病態失認 (anosognosia) | 脳の損傷によって自分の障害に気づきにくくなる状態 | 脳の特定部位(右の島・頭頂葉など)の損傷が原因。本人は「気づけない」 |
| 病識欠如 (びょうしきけつじょ) | 「自分が病気である」という認識が薄い状態の総称 | 病態失認も含む広い概念。精神疾患・認知症などでも使われる |
| 否認 (denial) | 心理的な防衛反応として障害を受け入れない状態 | 脳のダメージではなく、心のショックが原因。時間の経過で受け入れが進む |
| 半側空間無視 (はんそくくうかんむし) | 片側の空間や物体を認識しにくくなる状態 | 右の脳の損傷で左側を見落とす。病態失認と合併することが多い |
病態失認と「否認(心理的防衛)」を見分けるポイント
家族にとって、もっとも判断が難しいのが「病態失認」と「否認」の違いです。
違いを整理すると次のようになります。
- 病態失認:本人は本気で「動く」「困っていない」と思っている。客観的な事実(録画など)を見せても認識が更新されにくい
- 否認:心のどこかで気づいている。時間が経ち、信頼関係ができると徐々に受け入れていく
- 合併することもある:病態失認のうえに「受け入れたくない気持ち」が重なる場合もある
2016年に公開された総説では、病態失認には「神経学的な要因(脳の損傷)」と「心理的な要因(誰にでもある自己肯定的な傾向)」の両方が関わっていると指摘されています(Gasquoine, 2016)。
つまり、「100%脳のせい」「100%心のせい」と単純に分けられるものではありません。
半側空間無視との違い・関係
半側空間無視は「左側にある物や音に気づきにくい」という症状です。
病態失認は「自分の障害に気づきにくい」という症状です。
両者は脳の中で近い場所がダメージを受けると起こりやすく、合併することが多いと報告されています(Barrett, 2021)。
半側空間無視そのものについては、別記事でくわしく扱う予定です。
病態失認はなぜ起きるのか|脳のどこが関係しているのか(病巣)
病態失認の研究は、ここ数年で大きく進んでいます。
ひと昔前は「右の脳の特定の部位が損傷すると起きる」と考えられていました。
近年は、複数の脳の領域がネットワークとしてうまく連携できなくなることで起きると理解されています(Monai, 2020)。
関連する主な脳の部位
病態失認に関係するとされる主な脳の部位は次のとおりです。
| 脳の部位 | わかりやすく言うと | 担っている役割 |
|---|---|---|
| 右の島皮質 (とうひしつ) | 耳の奥にある「自分の体の感覚」を扱う場所 | 体の内側の状態を感じ取る。病態失認に強く関係する |
| 頭頂葉 (とうちょうよう) | 頭の上部にある「空間と動き」を扱う場所 | 手足の位置や動きの結果を統合する |
| 前頭葉(前運動野) | おでこの裏にある「動きの計画」を立てる場所 | 「動かそう」とする意図と実際の結果を比較する |
| 海馬 (かいば) | 耳の奥の奥にある「記憶」を扱う場所 | 「自分はもう動かない」という新しい情報を保存する |
2020年に公開された研究では、右の島皮質と海馬のつながりが弱まることで、自分の状態を更新する仕組みが働きにくくなると報告されています(Klingbeil, 2020)。
たとえるなら、「最新の自分の状態」を脳に保存する仕組みが故障している状態です。
そのため、本人にとっての自分像は「脳卒中になる前のまま」で止まっていることがあります。
右の脳でも左の脳でも起こりうる
病態失認は、長らく「右の脳の損傷で起こる症状」と説明されてきました。
たしかに、右の脳の損傷で起こる頻度のほうが高いです。
2025年に公開された25本の研究をまとめた分析では、左の脳に損傷がある方でも3.6〜50%に病態失認がみられることが確認されました(Simioni, 2025)。
つまり、「右の脳の脳卒中だけの症状」ではありません。
病態失認があるとどうなるのか|回復・生活への影響
病態失認があると、リハビリや生活にいくつかの影響が出ることが報告されています。
影響の一例を以下にまとめます。
- リハビリの目的が伝わりにくく、訓練に取り組むのが難しい
- 退院後の生活設計に食い違いが出やすい
- 転倒など安全上のリスクが高まる
- 家族との認識のずれから、関係に緊張が生まれやすい
2015年の総説では、病態失認は脳卒中後の機能回復が伸びにくいことと関連していると報告されています(Nurmi, 2015)。
2023年に公開された臨床研究では、医療者でさえ、本人の認識のずれを正確に把握できていなかったことが報告されています(Byrd, 2023)。
これは「家族だけが気づきにくい」のではなく、医療現場全体で見落とされやすい症状であることを示しています。
時間の経過で軽くなることもある
病態失認は、発症直後から数週間にもっとも目立つことが多いです。
その後の経過では、数か月かけてゆるやかに症状が軽くなる方も多いと報告されています(Gasquoine, 2016)。
ただし、慢性期に入ってからも残る方もいます。
「いまの状態がずっと続く」と決めつけず、変化を見守ることが大切です。
退院後のリハビリ全般については退院後の脳卒中リハビリ完全ガイドでくわしく解説しています。
病態失認のリハビリ・対応方法(やり方)
病態失認に対するリハビリは、近年少しずつエビデンスが蓄積されています。
2025年に公開された9本の研究をまとめた分析では、病態失認に対する有望な介入として4つのアプローチが報告されています(Kim, 2025)。
具体的には、自己観察(ビデオフィードバック)、誤りに基づく学習、感覚運動の再調整、神経刺激の4つです。
ビデオフィードバック(自己観察)
ビデオフィードバックは、本人の動作をビデオで撮影し、後から本人と一緒に見直す方法です。
「言葉で伝える」のではなく、「客観的な映像で見せる」のがポイントです。
2025年に公開された総説でも、自己観察と誤り訂正に基づく学習は、病態失認の改善にもっとも一貫した効果が報告されていると結論づけられています(Kim, 2025)。
家庭でも、可能であれば動作の様子をスマートフォンで短く撮影しておくと、リハビリスタッフと共有するときに役立ちます。
誤りに基づく学習(やってみて結果を一緒に確認する)
「動かないですよ」と先に伝えるのではなく、本人の希望に応じて安全な範囲で動作を試してもらいます。
その結果を本人と一緒に確認していく方法です。
2025年の総説では、「動作の意図」と「実際の結果」を意識的にひもづけていく訓練が、自己認識の改善につながると報告されています(Kim, 2025)。
ただし、転倒のリスクが高い動作については、必ず療法士・医師の指示のもとで行ってください。
感覚運動の再調整(プリズム順応など)
プリズム順応は、特殊なメガネをかけて視覚と運動の関係を一時的にずらすことで、脳の調整機能を再活性化する方法です。
もともと半側空間無視に対するリハビリとして20本以上の研究があり、効果が認められています(Barrett, 2021)。
病態失認に対しても、感覚と運動のずれを再調整する介入が一定の効果を示していると報告されています(Kim, 2025)。
身体への意識を高める訓練
「自分の体に注意を向ける」訓練も、近年注目されています。
2024年に公開された総説では、脳卒中後の身体認識(自分の体への気づき)に直接働きかけるリハビリは、まだ十分には行われていないと指摘されています(Cardile, 2024)。
意見:歩行や腕の動きという「結果」だけを評価するのではなく、「動かせている感じ」「位置を感じ取れているか」といった本人の主観も丁寧に確認していくことが、これからの脳卒中リハビリの課題のひとつだとBRAINでは考えています。
家族の関わり方|本人が認めない時にできること
病態失認は、家族にとっていちばん「どう接したらいいかわからない」症状のひとつです。
ここでは、研究と臨床経験から導かれる関わり方のポイントを紹介します。
1. 否定的に対立しない
もっとも大切なのは、「動かないでしょう?」「歩けないって言ったでしょう」と正面から否定しないことです。
本人にとっては「自分は動ける」が事実として感じられているため、否定されると単純な敵対関係になり、信頼関係が崩れます。
結果として、リハビリへの協力も得にくくなります。
否定の代わりに、「いまどう感じている?」「やってみるとしたらどうやろうか?」と問いかけ、本人の発言を一度受け止めるのが効果的です。
2. 「事実」を見せる工夫をする
言葉での説得よりも、「客観的な事実」を見せるほうが伝わりやすいことがあります。
具体的には、次のような方法です。
- 動作の様子をスマートフォンで短く撮影し、後で一緒に見る
- 鏡の前で動作してもらい、左右の違いを一緒に観察する
- 実際にコップを持ってもらい、結果を本人と確認する
- 歩行の距離・時間を記録して、変化のグラフを一緒に見る
2025年の総説でも、自己観察を取り入れた介入は、病態失認に対する効果がもっとも一貫しているとされています(Kim, 2025)。
3. 安全を最優先にする
本人が「自分は動ける」と思っている場合、もっとも怖いのは転倒です。
具体的には、次のような工夫が役立ちます。
- ベッド・椅子のまわりに手すり、滑り止めマットを設置する
- 夜間にトイレに立つ場合は、必ず家族が付き添う合図を決めておく
- 「立ち上がる前にひと声かけてくださいね」と本人と約束する
- センサーマット・呼び出しベルを活用する
夜間のトイレ動作については片麻痺のトイレ動作|自立に向けたリハビリと環境調整でくわしく扱っています。
4. リハビリへの巻き込み方
「あなたは病気だからリハビリしなさい」では、病態失認のある本人には伝わりません。
代わりに、本人の「やりたいこと」につなげるのが有効です。
- 「もう一度、孫を抱っこできるようにしたいですよね」
- 「またあの店のラーメンを食べに行くために、一緒に練習しましょう」
- 「散歩が日課でしたよね。少しずつ距離を伸ばしていきましょう」
本人にとっての「やりたいこと」を出発点にすると、訓練への意欲につながりやすくなります。
5. 家族自身のメンタルケア
病態失認のある方を支える家族は、強い疲労感や孤独感を抱えやすい立場にあります。
「言ってもわかってくれない」「頑固になった」と感じ、自分を責めてしまう方も少なくありません。
家族自身が休息と相談先を確保することは、本人の支援を続けるために必須です。
- 地域包括支援センターに相談する
- ケアマネジャー・主治医に「家族としての負担」も伝える
- 同じ立場の家族会・脳卒中相談窓口を活用する
- レスパイト(短期入所)など、定期的に休む仕組みを作る
家族自身の疲労感については脳卒中の疲労|疲れやすさの原因と対処法でも触れています。
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専門家への受診目安|こんなときは相談を
以下のような状況がある場合は、主治医・リハビリ担当者に早めに相談してください。
- 本人が動かない手足を「動く」と言い、リハビリを拒んでいる
- 転倒やヒヤリハットが繰り返し起きている
- 退院後の生活設計について、家族と本人の食い違いが大きい
- 家族が精神的に追い詰められている、不眠が続いている
- 本人の安全を守るために、家族が常時見守りを続けている
相談先としては、次のような選択肢があります。
- 主治医(脳神経内科・脳神経外科・リハビリ科):病態失認の評価と治療方針の検討。専門医・神経心理士への紹介も依頼できます。
- リハビリ担当の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士:日常動作のなかで、認識のずれを少しずつ調整していきます。
- 地域包括支援センター:介護保険サービス(訪問リハビリ・デイサービス・短期入所)の利用相談ができます。
- 脳卒中相談窓口(一部の認定病院に設置):脳卒中に特化した相談ができます。退院後の生活、リハビリ、家族支援について幅広く対応しています。
2021年の総説では、病態失認は一般的な神経学的診察では見つかりにくいため、専門的な評価が必要と指摘されています(Barrett, 2021)。
「家族から見ると明らかにおかしい」と感じる場合は、その違和感を受診時に具体的に伝えることが大切です。
再発予防の観点も含めた退院後の生活設計については脳卒中の再発予防|退院後にできることもあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 病態失認は時間が経てば治りますか?
発症直後がもっとも目立ち、数か月かけて軽くなる方が多いと報告されています(Gasquoine, 2016)。
ただし、慢性期に入っても残る方もいるため、経過観察と専門的なリハビリの両方が大切です。
Q. 本人が認めない以上、リハビリは無理ですか?
そんなことはありません。
2025年の総説では、本人の自己観察と誤りに基づく学習を組み合わせたリハビリは、病態失認の改善に有効と報告されています(Kim, 2025)。
本人の「やりたいこと」につながる動作を入り口にすると、訓練への協力を得やすくなります。
Q. 認知症と病態失認は同じものですか?
同じものではありません。
病態失認は脳卒中などの「脳の損傷」が原因で起こる症状です。
認知症とは原因も経過も異なります。
ただし、認知症がある方に病態失認が合併することはあります。
区別が難しい場合は、神経内科・脳神経外科の医師に評価を依頼してください。
Q. 家族として「もう支えきれない」と感じています。どうしたらいいですか?
その感覚はとても自然なものです。
家族が一人で抱え込む状況は、長期的には本人の支援にも影響します。
地域包括支援センター・ケアマネジャーに相談し、訪問リハビリ・デイサービス・短期入所などの仕組みを早めに使うことをおすすめします。
「自分が休む」ことは、本人の支援を続けるために必要なステップです。
Q. 病態失認は薬で治せますか?
現時点で、病態失認そのものに直接効く薬は確立されていません(Kim, 2025)。
リハビリによる介入が中心です。
ただし、合併する症状(うつ・不安・睡眠障害など)には薬が役立つことがあります。
まとめ
- 病態失認は脳卒中の方の約30%にみられる、よくある症状
- 本人がわざと否定しているのではなく、脳の特性によるもの
- 右の脳の損傷で多いが、左の脳の損傷でも3.6〜50%にみられる
- 「病識欠如」「否認」「半側空間無視」とは似て非なる概念
- ビデオフィードバック・誤りに基づく学習・感覚運動の再調整に効果が報告されている
- 家族の関わり方は「否定しない・事実を見せる・安全を最優先・本人の願いから入る・家族自身も休む」の5原則
次にやるべきこと:まずは「これは脳の特性によるもの」という理解を家族で共有してください。そのうえで、主治医・リハビリ担当者に「家族から見て認識のずれを感じる」ことを具体的に伝えてみてください。
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参考文献
- Kim DC, et al. Systematic Review of the Treatment of Anosognosia for Hemiplegia in Stroke. Brain Sci. 2025;15(9):965. PMID: 41008266
- Simioni M, et al. Anosognosia for motor deficits in patients with left hemisphere lesions: a systematic review. Front Neurol. 2025. PMID: 41234934
- Beccherle M, et al. The Assessment of the Motor and Non-Motor Aspects of Anosognosia for Hemiplegia: A Historical Review. Brain Sci. 2025. PMID: 40309879
- Cardile D, et al. A scoping review on the body awareness rehabilitation after stroke: are we aware of what we are unaware? Front Neurol. 2024. PMID: 39839868
- Byrd EM, et al. Anosognosia for Hemiplegia and Falls After Stroke: A Prospective Correlational Study. Rehabil Nurs. 2023. PMID: 36215177
- Gainotti G. Is Anosognosia for Left-Sided Hemiplegia Due to a Specific Self-Awareness Defect or to a Poorly Conscious Working Mode Typical of the Right Hemisphere? Behav Sci (Basel). 2023. PMID: 38131820
- Pacella V, et al. Motor awareness: a model based on neurological syndromes. Brain Struct Funct. 2022. PMID: 36064864
- Barrett AM. Spatial Neglect and Anosognosia After Right Brain Stroke. Continuum (Minneap Minn). 2021. PMID: 34881729
- Monai E, et al. Multiple Network Disconnection in Anosognosia for Hemiplegia. Front Syst Neurosci. 2020. PMID: 32410965
- Klingbeil J, et al. Hippocampal diaschisis contributes to anosognosia for hemiplegia: Evidence from lesion network-symptom-mapping. Neuroimage. 2020. PMID: 31870945
- Gainotti G. History of Anosognosia. Front Neurol Neurosci. 2019. PMID: 31220837
- Gasquoine PG. Blissfully unaware: Anosognosia and anosodiaphoria after acquired brain injury. Neuropsychol Rehabil. 2016. PMID: 25686381
- Nurmi ME, et al. Recognition and rehabilitation of impaired awareness of illness, i.e. anosognosia in a patient with cerebrovascular disease. Duodecim. 2015. PMID: 26245072
最終更新:2026年4月(最終医療レビュー日:2026-04-27)

