
リハビリのモチベーションが続かないのは、本人の弱さではなく脳卒中後の脳の変化と心理的なプロセスが関係する自然な反応です(Verrienti, 2023)。
「やる気が出ない」「続けられない」と感じる時期は、ほぼすべての方に訪れます。
そんなとき大切なのは、根性で乗り越えることではなく、本人と家族が研究で確認された方法を知ってうまく使うことです。
この記事では、脳卒中専門リハビリ施設BRAINの代表で理学療法士の針谷が、リハビリのモチベーションが続かない時に本人と家族ができる対処法を、最新の研究論文と臨床経験に基づいて解説します。
・本記事の情報は、信頼性の高い研究論文から得られたデータを中心に引用しています。
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・2週間以上、ほぼ一日中気分が沈み、食事や睡眠にも大きな影響が出ている
・「自分は生きていても意味がない」と口にする/自分を傷つけたいと感じる
・表情が乏しく、好きだったことにも一切関心を示さない(脳卒中後アパシー=意欲低下の可能性)
・突然のろれつの回らなさ、片側の脱力、強い頭痛などが新たに出現した場合は、迷わず救急要請(119番)を検討してください。
リハビリ モチベーションとは何か|まず知っておきたいこと
モチベーションは「やる気」「意欲」と訳されますが、研究の世界ではもう少し具体的に定義されています。
2023年に公開された脳卒中リハビリのモチベーションに関する文献をまとめた分析では、リハビリのモチベーションは「目標に向けて行動を起こし、それを続ける力」と整理されています(Verrienti, 2023)。
つまり「やる気が出る」「続けられる」の両方が揃って初めてモチベーションが保たれている状態です。
なぜ脳卒中のあとモチベーションが続かなくなるのか
脳卒中のあとにやる気が出ない原因はひとつではありません。
身体面・脳の変化・心理面・環境面の4つの要因が重なって意欲低下が起こるとされています(Verrienti, 2023)。
- 身体面:麻痺・痛み・疲れやすさによって、動くこと自体が負担になる
- 脳の変化:脳卒中によって意欲を生み出す神経回路(前頭前野や基底核)が直接ダメージを受ける
- 心理面:脳卒中後うつ・不安・自信の低下が積み重なる
- 環境面:目標が曖昧/成果が見えない/家族とのすれ違いなど、外側の要因が影響する
本人の「弱さ」が原因ではなく、脳と身体に起きた変化が意欲の出し方そのものを変えていることを最初に押さえておきましょう。
どのくらいの方がモチベーション低下を経験するか
脳卒中のあとに気力が落ちる方は、決して少数派ではありません。
2023年に公開された46の研究をまとめた分析では、脳卒中後の方の約36%にアパシー(強い意欲低下)が認められると報告されています(Zhang, 2023)。
2013年に公開された24の研究をまとめた分析でも、アパシーの頻度は約34%と一貫した数値が出ています(Caeiro, 2013)。
気分の落ち込み(うつ)も多く、2024年に公開された18歳〜55歳の若い脳卒中経験者を対象とした分析では、約3人に1人がうつ症状を抱えていたと報告されています(Ignacio, 2024)。
つまり、リハビリのモチベーションが続かないと感じている方は「あなただけ」では決してなく、研究データが示す通りごく一般的な状態です。
「気持ちの問題」と「アパシー(脳卒中後の意欲低下)」の違い
モチベーション低下と一見似ていても、医療的な対応が必要な状態が隠れていることがあります。
その代表が「脳卒中後のうつ」と「脳卒中後のアパシー(意欲低下)」です。
2025年に公開された論文をまとめた分析でも、アパシーは単なる怠けではなく、脳の特定の部位の障害と関連する症状として整理されています(Hijikuro, 2025)。
| 項目 | 一時的なやる気の低下 | 脳卒中後うつ | 脳卒中後アパシー |
|---|---|---|---|
| 気分 | 日によって波がある | 悲しい・つらいと感じる | 悲しいというより「何も感じない」 |
| 興味・関心 | 好きなことには反応がある | 楽しめなくなる | 好きだったことへも反応が乏しい |
| 行動 | 声をかければ動ける | 疲労感が強く動けない | 促されないと自分から動かない |
| 対応 | 休息・目標の見直し | 医師の診察・治療が必要 | 医師の診察・リハビリの工夫 |
うつやアパシーが疑われる場合は、本人の頑張りで何とかしようとするのではなく医師への相談を最優先してください。
脳卒中の疲れやすさが意欲低下に直結することも分かっており、詳しくは脳卒中の疲労|疲れやすさの原因と対処法で解説しています。
こんな様子はありませんか?セルフチェック
本人または家族として、以下に当てはまるものがないか確認してみてください。
3つ以上当てはまる場合は、対処を始めるサインです。
- リハビリの予定が近づくと気が重い/行きたくないと感じる
- 「どうせ良くならない」と感じる時間が増えてきた
- 自宅での自主トレを2週間以上していない
- 退院前にあった目標が、今は思い出せない/変わった気がする
- 家族から「最近表情が乏しい」「ぼーっとしている」と言われる
- 夜眠れない・日中うとうとしてしまう
- 頑張ったのに、回復が止まったように感じる
- 家族との会話で「もっと頑張って」と言われると苦しい
BRAINに来られる方の中でも、このセルフチェックで複数当てはまる方は珍しくありません。
ご自身を責めるのではなく、これから紹介する研究データに基づく対処法を、できるところから試してみてください。
【本人向け】リハビリ モチベーションを保つために自分でできる5つのこと
ここからは、当事者ご本人が「自分で取り組めること」を5つに整理してご紹介します。
すべて、研究データで効果が確認されている方法です。
①「自分にとって意味のある目標」を1つだけ書き出す
研究の世界では、リハビリの目標を本人が一緒に決めることが、続ける力を高めると分かっています。
2016年に公開された脳損傷後のリハビリにおける目標設定の研究をまとめた分析では、本人が「自分の生活に意味がある」と感じる目標ほど、達成への取り組みが続きやすいと報告されています(Plant, 2016)。
たとえば「歩けるようになる」では抽象的すぎます。
「孫の運動会まで杖なしで20m歩く」のように期限・距離・場面が見える具体的な形に書き換えるのがおすすめです。
その上で、療法士に「この目標で進めたい」と伝えてください。
目標は欲張らず、まず1つに絞るのが続けるコツです。
②「変化の見える化」で小さな進歩を取り逃がさない
毎日のリハビリでは、変化が小さすぎて自分では気づきにくいことがよくあります。
2023年に公開されたモチベーションを評価指標として扱った研究をまとめた分析では、客観的な変化が示されたとき本人のモチベーションが高まる傾向が共通して報告されています(Verrienti, 2023)。
具体的なやり方としては、以下のような方法があります。
- 毎週、同じ動作(10m歩行・椅子からの立ち上がり回数など)を1回だけ計測する
- スマホで月に1回、同じ場所で歩く動画を撮る
- 万歩計や歩数アプリで日々の活動量を記録する
- 「今日できたこと」を1日1つだけ手帳に書く
変化が見えると、「やっても意味がないかも」という思いが減り、続ける理由が増えます。
③ハードルを下げて「続けられる量」に再設定する
モチベーションが続かないとき、多くの方は「もっと頑張らないと」と量を増やそうとします。
しかし研究では、続かない最大の原因は意志の弱さではなく「設定した量が現状に合っていないこと」と報告されています(Levy, 2019)。
2019年に公開された脳卒中後の運動継続に関する文献をまとめた分析でも、無理な量の設定が中断のきっかけになることが指摘されています。
下げ方の例:
- 「30分歩く」 → 「靴を履いて玄関を出る」だけにする
- 「自主トレ20分×3セット」 → 「朝に1セット5分だけ」
- 「毎日散歩」 → 「天気の良い日だけ・週3回」
続けられる量に下げて「やった」という小さな成功を積み重ねることが、結果的にもっとも大きな効果を生みます。
④「自分でできた」感覚を意識して育てる(自己効力感)
自己効力感とは「自分はこれをできる」と思える感覚のことです。
2021年に公開された脳卒中後の自己管理に関する文献をまとめた分析では、自己効力感が高い方ほどリハビリへの取り組みが続き、回復にも良い影響があったと報告されています(Nott, 2021)。
自己効力感は、生まれつきのものではなく、「小さな成功体験」を積むことで後から育てられることが分かっています。
育て方の例:
- 同じ動作で「先週よりラクにできたか」を意識する
- うまくいかなかった日も「やろうとしただけ偉い」と認める
- 同じ脳卒中の経験者が回復していく姿を見る・話を聞く(後述のピアサポート)
2008年に公開された脳卒中後の自己効力感を測る質問票でも、「自分の身体への信頼感」がリハビリの取り組みに大きく影響していました(Jones, 2008)。
⑤体を動かすこと自体が「気分を上げる薬」になる
気持ちが落ちていても、できる範囲で体を動かしてみることに意味があります。
2024年に公開された脳卒中後うつへの自宅運動の効果を調べた18の研究をまとめた分析では、自宅で続けられる軽めの運動でも、うつ症状が有意に軽減したと報告されています(Chen, 2024)。
2024年に公開された薬以外の方法を比較した別の分析でも、運動療法は脳卒中後うつへの有効な選択肢の1つと位置づけられています(Yi, 2024)。
「気分が上がってから運動する」のではなく、「少しだけ動くと気分が後からついてくる」のが脳と体の仕組みです。
運動の内容は、ご自身の脳卒中後の体力に合った軽いもので大丈夫です。
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【家族向け】リハビリ モチベーションを支える4つのコミュニケーション
家族の関わり方は、本人のリハビリ モチベーションを大きく左右します。
2021年に公開された当事者と家族介護者を対象とする心理教育の効果を調べた23の研究をまとめた分析では、家族と一緒に取り組むプログラムが本人の機能回復と心理的健康の両方を改善させたと報告されています(Mou, 2021)。
ここでは、家族として「やってよかった」と多く報告されている関わり方を4つご紹介します。
①「もっと頑張って」より「ここまでよく続けてきたね」
家族としては、つい「頑張って」と励ましたくなる場面が多いと思います。
しかし、2015年に公開された脳卒中経験者の体験を扱った28の研究をまとめた分析では、「頑張れ」が本人にとって重荷になることが繰り返し報告されています(Luker, 2015)。
本人はすでに毎日頑張っており、「足りない」と聞こえる言葉ほど気力を削るものはありません。
言い換えの例:
- 「頑張って」 → 「ここまでよく続けてきたね」
- 「もっとやらないと」 → 「今日はどこまでできた?」
- 「前はできてたのに」 → 「今のあなたを基準に一緒に考えよう」
②本人の言葉を「最後まで遮らずに聞く」
気力低下を支援する研究の世界では、「動機づけ面接(Motivational Interviewing)」と呼ばれる対話の方法が注目されています。
2025年に公開されたコクランによる7つの研究をまとめた分析では、脳卒中後の方への動機づけ面接が気分や日常生活動作の自立にプラスの傾向を示したと報告されています(Mou, 2025)。
2015年に公開された別のコクランによる3つの研究をまとめた分析でも、動機づけ面接が脳卒中後3か月の気分の改善に役立つ可能性が示されました(Cheng, 2015)。
家庭で取り入れられる要素は次の3つです。
- 遮らずに聞く:本人の話を最後まで聞いてから返答する
- 否定で返さない:「でも」「だって」を一旦置いて、まず受け止める
- 本人が決める:選択肢を示し、最後の判断は本人にゆずる
「相手を変えようとする」のではなく、「本人の中にある変わりたい気持ち」を引き出すのが動機づけ面接の核です。
③「監督」ではなく「伴走者」になる
家族の役割は、リハビリの監督や指導者ではありません。
2021年に公開された脳卒中経験者と療法士の関係性を調べた研究では、「目標を共に決め、一緒に歩む関係」がリハビリの取り組みを高めると報告されています(Bishop, 2021)。
家族にも、同じ「伴走者」の姿勢が役に立ちます。
具体的な伴走の例:
- 本人が決めた目標を、毎週「どこまで進んだ?」と一緒に振り返る
- 練習を「見張る」のではなく、隣で別のことをしながら一緒に時間を過ごす
- うまくいかなかった日は、原因を追及せず「明日また一緒に考えよう」で終える
一緒に取り組む姿勢は、本人だけでなく家族自身の不安も軽くすることが分かっています(Mou, 2021)。
④同じ立場の人とつながる場所を一緒に探す
同じ脳卒中を経験した方とのつながり(ピアサポート)は、孤独感を減らし、回復への希望を取り戻す助けになります。
2021年に公開された脳卒中ピアサポートの効果を調べた11の研究をまとめた分析では、ピアサポートが自己効力感とうつ症状の両方を改善させたと報告されています(Wan, 2021)。
家族として一緒に探せる場所の例:
- 地域の脳卒中サロン・友の会(病院や保健センターで紹介可能)
- 当事者団体のオンラインコミュニティ(外出が難しい方でも参加できる)
- 同じ施設に通うリハビリ仲間との何気ない会話
- 当事者の体験記YouTube・書籍(一方向でも「自分だけじゃない」と感じられる)
本人と家族で「やらないほうがいいこと」
逆に、研究や臨床経験から「モチベーションを下げてしまう」ことが分かっている関わり方もあります。
気をつけたいのは次の4つです。
- 他の脳卒中経験者と比較する:「○○さんは△△まで歩けるのに」は気力を削る言葉の代表(Luker, 2015)
- 発症前のレベルと比べ続ける:「前はもっとできた」は本人の自己効力感を下げる
- 本人を抜きに目標を決める:家族・療法士だけで決めた目標は続きにくい(Plant, 2016)
- 「気持ちの問題」と片付ける:うつ・アパシー・疲労を見落とすリスクがある(Hijikuro, 2025)
これらに当てはまる声かけが続いていないか、家族同士で振り返ってみる時間を取るのもおすすめです。
研究から分かる「続きやすいリハビリ」のしくみ
もう少し全体を見渡した「続きやすいリハビリの仕組み」も確認しておきましょう。
運動を続けられる方の特徴は何か
2018年に公開された脳卒中後の運動継続に関わる要因を扱った43の研究をまとめた分析では、うつ症状が少ない・自己効力感が高い・歩行能力が良いことが運動継続の3大要因と報告されています(Thilarajah, 2018)。
つまり、気分のケアと自信を育てることは、運動を続けるための「準備運動」のような位置づけです。
痛みやふらつきがあって運動が苦になっている場合は、まずそちらの対処を優先するほうが結果的に続きやすくなります。
「自分で管理する力」を育てるプログラム
脳卒中後は、退院した後の生活がリハビリの大半を占めます。
2022年に公開された自己管理の理論に基づくプログラムを扱った12の研究をまとめた分析では、体系的な自己管理プログラムが日常生活動作と社会参加を改善させたと報告されています(Lau, 2022)。
本人が「医療者の指示を待つ」状態から「自分のリハビリを自分で運転する」状態に変わると、モチベーションは大きく安定します。
その第一歩が、ここまでお伝えしてきた目標設定・記録・小さな成功体験の積み重ねです。
退院後のリハビリの全体像については、退院後の脳卒中リハビリ完全ガイドでまとめています。
アパシー(強い意欲低下)への医療的なアプローチ
本人や家族の工夫だけで改善が難しい場合、医療的な介入が選択肢に入ります。
2025年に公開されたアパシーへの介入をまとめた論文では、運動療法・作業療法・認知トレーニング・薬物療法など複数の方法が試されている段階にあると整理されています(Hijikuro, 2025)。
確立された単一の治療法はまだありませんが、「気力低下も診療の対象になる」と知っているだけで、医師に相談する一歩を踏み出しやすくなります。
相談できる窓口・支援先
気持ちの落ち込みや意欲の低下が続く場合は、以下の窓口に相談できます。
- かかりつけ医:「気力が出ない」「眠れない」「食欲がない」と具体的に伝えてください。脳神経内科や精神科への紹介を検討してもらえます。
- リハビリ科のある病院:身体面・心理面の両方からアプローチが可能です。脳卒中後うつ・アパシーの評価も受けられます。
- 地域包括支援センター:訪問リハビリ・通所サービス・家族支援の相談ができます。
- 脳卒中相談窓口(一部の認定病院):脳卒中に特化した総合相談ができます。
- 当事者・家族会:同じ立場の方の体験に触れられます。地域の社会福祉協議会で紹介可能です。
再発不安が意欲低下の背景にあるケースもあります。再発予防の生活習慣については脳卒中の再発予防で解説しています。
歩行の自立度に応じて杖を見直すタイミングについては杖を卒業するタイミングもご参照ください。
よくある質問(FAQ)
Q. リハビリ モチベーションが続かないのは「甘え」ですか?
違います。
2023年に公開された46の研究をまとめた分析では、脳卒中後の方の約3人に1人が強い意欲低下を経験すると報告されています(Zhang, 2023)。
意欲低下は脳のダメージや疲労・うつなど複数の要因で起こるごく一般的な反応です。
「甘え」と片付けず、原因を切り分けて対処することが大切です。
Q. やる気が出ないとき、無理にでもリハビリをしたほうがいいですか?
無理にやる必要はありません。
ただし、2024年に公開された自宅運動の効果を調べた18の研究をまとめた分析では、軽い量の運動でも気分の改善につながると報告されています(Chen, 2024)。
1日5分でも、ご自身が「これくらいならできる」と感じる量に下げて、続けられる形を探してください。
Q. 家族として「頑張って」と言ってはダメですか?
絶対にダメというわけではありませんが、「頑張って」が本人の負担になる場面が多いことが研究で報告されています(Luker, 2015)。
「ここまでよく続けてきたね」「今日はどうだった?」のように、すでにある努力を認める言葉に置き換えるのがおすすめです。
Q. 高齢の親のリハビリ モチベーションを支える方法はありますか?
高齢の方も、基本は同じです。
ただし、2018年に公開された分析では、うつ症状・自己効力感・歩行能力の3つが運動継続を左右することが報告されています(Thilarajah, 2018)。
痛み・転倒不安・睡眠の質など、運動以前の困りごとを先にケアするのが、結果的にもっとも効率の良い支え方になります。
Q. リハビリ モチベーションを評価する方法はありますか?
研究の世界では、リハビリのモチベーションを点数化する質問票がいくつか開発されています。
2023年に公開された分析では、世界中で約7種類の質問票が使われていることが整理されました(Verrienti, 2023)。
日常的には、毎日「今日のやる気は10点満点で何点?」と自己採点するだけでも、変化のサインを早く拾う助けになります。
まとめ
- リハビリ モチベーションが続かないのは、脳卒中後の脳・身体・心理・環境が複合した自然な反応
- 脳卒中後の方の約36%にアパシー(強い意欲低下)が認められ、若い世代では約3人に1人がうつ症状を経験する
- 本人ができる5つのこと:意味のある目標を1つ・変化の見える化・続けられる量に下げる・自己効力感を育てる・軽い運動で気分を上げる
- 家族ができる4つのこと:努力を認める言葉・最後まで聞く・伴走者になる・同じ立場の人とつながる場を一緒に探す
- 「他者との比較」「発症前との比較」「本人抜きの目標」「気持ちの問題と片付ける」は意欲を下げる
- 2週間以上気力低下が続く場合や、自己嫌悪・希死念慮があるときは、早めに医師に相談
次にやるべきこと:本人と家族で5分だけ時間を取って、「今、いちばん意味のある目標は何か」を一緒に書き出してください。1つに絞るのがコツです。
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参考文献
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最終更新:2026年4月/最終医療レビュー:2026年4月(針谷遼/理学療法士)

