
脳卒中後の視野障害は、片方の目ではなく両目の同じ側が見えにくくなる「同名半盲(どうめいはんもう)」が代表的な症状です(Zhang, 2006)。
「左側の物にぶつかる」「ご飯の左半分を残してしまう」「歩いていて段差につまずく」――こうした困りごとは、目ではなく脳のダメージが原因のことがあります。
脳卒中の急性期に視野障害がある方はおよそ3人に1人(約30%)と報告されています(Rowe, 2019)。
この記事では、脳卒中の視野障害(半盲)とは何か、半側空間無視との違い、生活でできる対策、リハビリの選択肢、運転再開の注意点までを、脳卒中専門リハビリ施設BRAINの代表で理学療法士の針谷が、臨床経験と研究論文に基づいて解説します。
・本記事の情報は、信頼性の高い研究論文から得られたデータを中心に引用しています。
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・顔のゆがみ(片側が下がる)
・片腕の脱力(腕が上がらない)
・言葉のもつれ(ろれつが回らない)
・視野の半分が突然見えなくなった(後頭葉の脳卒中のサイン)
また、すでに脳卒中で視野障害がある方で、以下の症状があれば、早めにかかりつけ医にご相談ください。
・視野の欠けかたが急に広がった
・物が二重に見える(複視)が新たに出てきた
・転倒する回数が増えてきた
脳卒中 視野障害とは?|まず知っておきたい基本
脳卒中の視野障害は、目そのもののダメージではなく、「見えた情報を処理する脳の通り道」が壊れることで起こります。
もっとも多いのが、両目の同じ側が見えにくくなる「同名半盲(どうめいはんもう、homonymous hemianopia)」です。
後頭葉や視覚の通り道が傷つくと、見ようとした目線の左半分または右半分が、両目とも見えなくなります(Zeki, 2021)。
なぜ目ではなく「脳」が原因なのか
目から入った光の情報は、視神経を通って脳の後ろ側(後頭葉)まで運ばれます。
その途中で左右の情報が交差し、「右目で見た左側の景色」と「左目で見た左側の景色」が、脳の右側で1つにまとめられます。
脳卒中でこの通り道や後頭葉が傷つくと、両目で見たときに同じ側の景色が欠けてしまうのが同名半盲です(Zeki, 2021)。
左脳の後ろが傷つくと「右半分」が、右脳の後ろが傷つくと「左半分」が見えにくくなります。
どのくらいの人が経験するのか(頻度のデータ)
2019年に公開された大規模な観察研究では、急性期の脳卒中の方の約60%に何らかの視覚の問題があり、視野欠損だけでも約30%にみられたと報告されています(Rowe, 2019)。
対象はイギリスの脳卒中ユニットに入院した1033名で、視能訓練士による標準的な視覚評価が行われました。
2023年に公開された急性期の視覚症状をまとめた分析でも、視野障害は脳卒中の方の20〜57%で報告されており、研究によって幅があります(Helboe, 2023)。
幅が大きい理由は、調査のタイミングや視野検査の方法が違うためです。
いずれにしても、視野障害は脳卒中後に決して珍しい症状ではありません。
脳卒中による視野障害の主なタイプ
脳卒中による視野障害には、欠ける範囲によっていくつかのタイプがあります。
| タイプ | わかりやすく言うと | 傷ついている場所の目安 |
|---|---|---|
| 同名半盲(完全型) | 両目の同じ側がほぼ全部見えない | 後頭葉や視放線の広い範囲 |
| 同名半盲(黄斑回避あり) | 同じ側が見えないが、見ようとした真ん中だけは見える | 後頭葉先端の血流が保たれている場合 |
| 同名上1/4盲 | 同じ側の「斜め上だけ」が見えない | 側頭葉を通る視放線の下側 |
| 同名下1/4盲 | 同じ側の「斜め下だけ」が見えない | 頭頂葉を通る視放線の上側 |
2006年に発表された904名のデータでは、同名半盲の原因の約70%が脳卒中でした(Zhang, 2006)。
「見ようとした真ん中だけは見える」黄斑回避があるタイプは、文字を読むことや顔を見分けることが比較的保たれます(Horton, 2021)。
同名半盲と半側空間無視の違い
「左側にぶつかる」「左のおかずを残す」という症状は、半盲だけでなく半側空間無視(USN)でも起こります。
このふたつは似ているようで、原因の場所も対応方法もまったく違います。
見分け方の目安を、下の表にまとめます。
| 見分けるポイント | 同名半盲(視野欠損) | 半側空間無視(USN) |
|---|---|---|
| 原因 | 後頭葉などの「視覚の通り道」のダメージ | 頭頂葉などの「注意を向ける働き」のダメージ |
| 本人の自覚 | 「見えにくい」と気づきやすい | 見えていないこと自体に気づきにくい |
| 首を向けたら | 向けた方向は見える(補える) | 向けても気づかないことがある |
| 左右どちらに多いか | 左右どちらにも起こる | 左側に起こることが多い |
視野障害は「目に入る情報そのもの」が欠ける問題、半側空間無視は情報は入っているのに「注意が向かない」問題です(Platz, 2021)。
両方が同時に起こっている方も少なくありません。
こんな症状・困りごとはありませんか?
視野障害があるかもしれないサインを、下のチェックリストでご確認ください。
ひとつでも当てはまる場合は、脳神経内科や眼科、リハビリ科に相談する目安になります。
- 片側の物(食器、人、壁)によくぶつかる
- ご飯やおかずの片側を残してしまうことがある
- 本や新聞を読むとき、文字の途中で行が見失いになる
- 歩いていて段差や障害物につまずきやすい
- 横から人が話しかけられたのに気づかなかったと言われる
- 探し物がいつまでも見つからない(実は視野の外にある)
- テレビの画面の片側がぼんやりしている、または見えない
2017年に公開された複数の研究をまとめた分析では、視野障害は読み書き、移動、転倒リスク、生活の自立度に大きく影響すると報告されています(Hanna, 2017)。
「片付けが下手になった」「料理に時間がかかる」と感じられている方も多く、家事や仕事への影響も大きい症状です。
回復の見通し|視野は時間とともに戻るのか
もっとも気になる「治るのか」という疑問について、研究データからわかっていることをまとめます。
2006年に発表された自然経過を追った研究では、発症から1か月以内に評価された方の約20%で、自然な改善が認められました(Zhang, 2006)。
ただし、改善の多くは発症から最初の数か月以内に起こり、その後は変化が緩やかになる傾向が報告されています。
発症から半年以上が経過しても視野欠損が残っている場合、自然回復だけで完全に元に戻ることは少ないと考えられています(Leff, 2021)。
2022年に公開された長期の追跡研究では、時間とともに「見えなさ」への慣れと工夫で生活の自立度は上がると報告されています(Howard, 2022)。
つまり、視野そのものは大きく戻らなくても、生活の質は対策と練習で改善できる余地があるということです。
脳卒中 視野障害の生活対策|今日からできる工夫
視野障害がある方の生活で、もっとも大切なのは「見える側に情報を集めること」と「首と目を意識して動かすこと」です。
研究と臨床の両方で繰り返し勧められている工夫を、場面別にまとめます。
食事の工夫
- 食事の途中でお皿を180度回す。一度向きを変えるだけで「残し」を減らせます
- 大きめのワンプレートにして、見える側に主菜・反対側に副菜を意識的に配置する
- 食器の縁の色が濃いもの(コントラストが強いもの)を使うと、輪郭が分かりやすい
- 食事の前に、家族から「今日は左にスープ、右に主菜だよ」と一言伝えてもらう
読み書きの工夫
右側が見えにくい方は「行の終わりが分からなくなる」、左側が見えにくい方は「次の行のはじまりが分からなくなる」困りごとが多くなります。
- 定規や指で読んでいる行を押さえる
- 行頭・行末に色付きのテープを貼る
- 文字を縦書きに変える、または文字サイズを大きくする
- スマホやタブレットの音声読み上げ機能を使う
外出・歩行時の工夫(転倒予防)
2021年に公開された文献をまとめた分析では、脳卒中後の視野障害がある方は歩行の安定性が低下し、転倒リスクが高いと報告されています(Elfeky, 2021)。
- 歩くときは、見えにくい側に意識的に首を回す習慣をつける(「左、前、左、前」のように声に出してもよい)
- 付き添う家族は、見えにくい側に立つのではなく、見える側に立って声をかける
- 玄関や廊下、階段の縁にコントラストの強いテープを貼って段差を強調する
- 夜間や薄暗い場所での歩行は転倒リスクが上がるため、できるだけ避ける
- 人混みでは、無理に1人で歩かず、付き添いや杖などで安全を確保する
転倒リスク全般や住宅環境の整備については、退院後の脳卒中リハビリ完全ガイドでも解説しています。
家のなかの工夫
- テレビ、ソファ、椅子の位置を、見える側中心の配置に変える
- よく使うリモコン、メガネ、薬は見える側の決まった場所に置く
- 食卓のいすの向きを変えて、家族が見える側に座るようにする
- 家具の角や柱には、ぶつかってもケガをしにくいクッション材を貼る
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脳卒中 視野障害のリハビリ|3つのアプローチ
視野障害のリハビリは、大きく3つの方向性に分けて考えられています。
2019年に公開された国際的な分析では、代償的なスキャニング訓練が読み書きや視野の探索に役立つ可能性が報告されています(Pollock, 2019)。
ただし、視野そのものを「元通りに戻す」治療には、まだはっきりした結論が出ていません。
①代償的な眼球運動・スキャニング訓練
「見えない側を意識的に見にいく」目と首の動かし方を、繰り返し練習する方法です。
もっともエビデンスが蓄積されており、日常生活の自立度や読み書きの改善が報告されているアプローチです(Postuma, 2024)。
2025年に公開された大規模な研究では、15時間の在宅スキャニング訓練を6週間続けた結果、視野の探索能力が改善したと報告されています(Rowe, 2025)。
対象は脳卒中後の同名半盲のある方87名、介入内容はパソコンを使った在宅スキャニング訓練でした。
具体的な練習例には、画面上のあちこちに出てくる印を見つける、列を作って並んだ数字を順に読む、といったものがあります。
②視覚回復を狙う訓練(VRT)
視野の境目にある「半分壊れている部分」を繰り返し刺激することで、視野そのものを取り戻そうとするアプローチです。
2022年に公開された文献をまとめた分析では、専用の機器を使った視覚訓練で部分的に視野が広がる可能性が報告されています(Saionz, 2022)。
ただし、機器が必要で、効果の出方には個人差があり、日常生活への波及効果ははっきりしていない部分が残ります。
専門機器を備えた眼科や大学病院、リハビリテーション病院で受けることになります。
③プリズム眼鏡(代償用具)
特殊な角度のプリズムを眼鏡に貼り付けて、見えない側の景色を見える側にずらして映す方法です。
2022年に公開された研究では、プリズム眼鏡を使った方では視野に関連した生活の質スコアが改善したと報告されています(Choi, 2022)。
対象は同名半盲のある方で、プリズム眼鏡を装用しない群と比較されました。
合うか合わないかには個人差があり、眼科や視能訓練士による調整が必要です。
日本でも臨床応用が進む工夫
2023年に日本から発表された研究では、同名半盲の方を対象に視覚リハビリの前後で読書速度や生活への影響が改善したと報告されています(Misawa, 2023)。
日本国内でも、視能訓練士や視覚障害リハビリに対応している施設で、こうした取り組みが少しずつ広がっています。
BRAINでできること、できないこと
BRAINは脳卒中専門のリハビリ施設で、理学療法士・作業療法士が中心となって、歩行・転倒予防・日常生活動作のリハビリを担当しています。
視野障害そのものに対する評価(自動視野計など)や、プリズム眼鏡の調整、視覚回復訓練に使う専門機器は備えていません。
こうした評価と治療は、眼科・脳神経内科・視能訓練士のいる病院と連携して進めるのが基本です。
BRAINでは、視野障害がある方のリハビリで、以下のことに取り組んでいます。
- 歩行中の首と目の動かし方のクセを動画で評価し、見えにくい側を意識して見にいく練習を反復する
- 段差・障害物のある環境を疑似的に作って、安全に歩く練習をする
- 料理・着替え・買い物などの動作を、見えにくい側を意識した手順に組み直す
- ご自宅の家具配置や動線を、ご家族と一緒に見直す
- 必要に応じて、眼科や視覚障害リハビリのある病院へのご相談をお勧めする
運転再開はできる?|大切な注意点
「運転にいつ戻れるか」は、視野障害のある方からもっともよく寄せられるご相談のひとつです。
日本では、道路交通法上、視野が一定の基準を満たさない場合は普通免許の取得・更新ができません。
具体的な視野の基準や手続きは、各都道府県の免許センター(適性相談)で確認できます。
2022年に公開された運転シミュレーター研究では、視野障害のある方は危険発見の反応が遅れる傾向が示されました(Bro, 2022)。
一方で、2023年に公開されたイギリスの研究では、視野障害があっても訓練や評価を経て運転再開できた事例も報告されています(Howard, 2023)。
日本と海外で制度が異なるため、運転再開を考える際は必ず主治医・眼科医・公安委員会の適性相談に相談してください。
運転再開全般の手続きや流れは、脳卒中後の運転再開|条件・手続き・免許センターでの流れでも詳しく解説しています。
必ず、主治医・眼科医・公安委員会の適性相談で、運転再開の可否を確認してください。
やってはいけないこと・よくある間違い
視野障害のある方への対応では、よかれと思ってした行動が逆効果になることがあります。
見えにくい側からいきなり声をかける
本人にとっては「いきなり知らない声がする」状態になり、驚いて転倒したり、不安感が強まったりする原因になります。
声をかけるときは、必ず見える側から名前を呼んでから本題に入るようにしてください。
「見えてない」と何度も指摘する
「左、左!」と繰り返し言われ続けると、自尊心が傷つき、外出やリハビリの意欲が下がってしまうことがあります。
指摘ではなく、「左の方も見てみようか」と一緒に確認する声かけに変えると、関係も対策も続きやすくなります。
片目を完全に覆って練習する
視野障害は両目とも同じ側が見えにくくなる症状なので、片目を覆っても見え方は本質的には変わりません。
むしろ、両目で見たほうが奥行きの感覚が保たれ、転倒予防の面でも安全です。
「気持ちの問題」と片付ける
視野障害は気持ちややる気の問題ではなく、脳のダメージによる物理的な症状です。
2024年に公開された分析では、視野障害のある方は、視野障害のない方に比べて生活の質スコアが低下していると報告されています(Dogra, 2024)。
外出を控えがちになる、人と会うのが億劫になる、といった気持ちの変化も自然な反応です。
気分の落ち込みが続くようであれば、脳卒中後うつ|やる気が出ないは後遺症かもしれないも参考にしながら、医療職にご相談ください。
ご家族・介護者の方へ
視野障害は、見た目では分からない症状です。
ご本人が「困っている」と言葉にしないと、まわりは気づきにくい後遺症です。
家族にできる5つのこと
- 見える側から声をかける
いきなり背後や見えない側から話しかけず、まず名前を呼んでから話してください。 - 歩くときは見える側を歩く
付き添うときは、見えない側を補おうと反対側に立ちがちですが、本人の安心感は見える側に家族がいる方が高まります。 - 食事や机のものは見える側中心に置く
ただし、慣れてきたら少しずつ見えにくい側にも物を置き、首を回す練習を促してください。 - 「左を見て」と指摘するのではなく、一緒に確認する
「ここに何があるか一緒に見ようか」という声かけが、自己効力感を保ちながら練習につながります。 - 転倒・物にぶつかった回数を記録する
主治医や療法士に伝えるとき、頻度や場面の記録があると、対策が立てやすくなります。
周囲への伝え方
視野障害は外見からは分かりにくいため、周囲の人に説明しておくと安心です。
「脳卒中の後遺症で、両目とも左半分(右半分)の景色が見えにくい状態です。目そのものは見えていますが、脳の通り道がダメージを受けているため、左(右)から声をかけられたり物が出てきたりすると気づきにくいことがあります。声をかけるときは、見える側から名前を呼んでいただけると助かります。」
相談窓口・地域の支援先
視野障害は、医療と福祉の両方の支援が必要になることがあります。
- かかりつけ医・脳神経内科:まずは主治医に「視野が欠けている気がする」と伝えてください。眼科や視能訓練士のいる施設への紹介を相談できます。
- 眼科(神経眼科のある施設が望ましい):視野検査で欠損の範囲を正確に把握できます。プリズム眼鏡などの相談もできます。
- 視覚障害リハビリテーションのある病院・施設:視野障害を含む見えにくさへの専門的なリハビリが受けられます。
- 都道府県の運転免許センター(適性相談窓口):運転再開を希望する場合は、必ず適性相談を受けてください。
- 身体障害者手帳の申請窓口(市区町村):視野障害の程度によっては、身体障害者手帳の対象になることがあります。詳しくは脳梗塞の障害者手帳|取得できる等級・メリット・申請方法もご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 視野は時間が経てば自然に戻りますか?
発症から最初の数か月までに、ある程度自然に改善する方もいます。
2006年に発表された自然経過の研究では、発症から1か月以内に評価された方の約20%で改善がみられたと報告されています(Zhang, 2006)。
ただし、半年以上が経過しても視野欠損が残っている場合は、自然回復だけで完全に元に戻ることは少ないと考えられています。
Q. 半盲と半側空間無視はどう違うのですか?
半盲は「目から入る情報そのもの」が欠ける視覚の問題、半側空間無視は「情報は入っているのに注意が向かない」注意の問題です。
半盲は首を回せば見える側に補えますが、半側空間無視は首を回しても気づきにくいことがあります(Platz, 2021)。
両方が同時に起こることもあるため、専門の評価が必要です。
Q. 普通の眼鏡で視野は広がりますか?
普通の眼鏡では、視野そのものは広がりません。
視野を補う眼鏡としてプリズム眼鏡がありますが、これは眼科や視能訓練士による調整と装用練習が必要です。
合うかどうかには個人差があるため、自己判断で取り寄せるよりも、医療機関での相談をお勧めします(Choi, 2022)。
Q. 在宅でもできるリハビリはありますか?
パソコンやタブレットを使ったスキャニング訓練は、在宅でも取り組めるリハビリのひとつです。
2025年に公開された研究でも、在宅でのスキャニング訓練が視野探索の改善に役立つ可能性が報告されています(Rowe, 2025)。
ただし、自己流ではなく、視能訓練士や作業療法士などの指導のもとで進めることをお勧めします。
Q. 身体障害者手帳は取れますか?
視野障害の程度によっては、身体障害者手帳(視覚障害)の対象となる場合があります。
判定には眼科での視野検査結果が必要です。
具体的な等級や申請の流れは、脳梗塞の障害者手帳|取得できる等級・メリット・申請方法をご覧ください。
まとめ
- 脳卒中後の視野障害(同名半盲)は、急性期に約30%の方に起こる比較的多い症状
- 目ではなく後頭葉などの「脳の通り道」がダメージを受けて起こる
- 半側空間無視とは原因も対応も違うため、混同せず専門評価を受けることが大切
- 食事・読み書き・歩行は、見える側中心の配置と「首を回す」習慣で工夫できる
- リハビリは①スキャニング訓練②視覚回復訓練③プリズム眼鏡の3つが代表的
- 運転再開は必ず主治医・眼科・公安委員会の適性相談に相談すること
次にやるべきこと:まずは食卓のお皿の向きを意識してみてください。食事の途中でお皿を180度回すだけでも、「食べ残し」を減らせる工夫の入り口になります。
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参考文献
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最終更新:2026年5月

